昨夜はパッキングやら何やらで、ベッドに入ったのは日付が変わってから。
その後も何やら興奮していたようで、寝付かれず。気づけばあっという間に起きる時間になった。
洗濯機を回して朝食を済ませたらもう出かける時間。いつもお世話になっている病院の最寄り駅から新幹線に乗り込む。満席である。
入学のお祝い太りで懐具合が温かい息子が、気前のいいことに、私の好きなペットボトルのお茶を買ってくれた。我が家恒例の車内販売アイスクリームを頂いているうちに、あっという間に2時間が経って京都駅に到着。京都は、昨年3月初めにMさんにご案内頂いてから1年ぶり。あの時、天満宮様の梯子はしたけれど、まさかその1年後に、息子がほかでもないこの古都の街に呼んで頂くことになるとはゆめゆめ思わなかった。
降り立った途端、あまりの人出に圧倒される。三連休初日、春休みの始まりでもある。どこを見ても人、人、人、である。バス1日乗車券を2日分買い込み、駅ビルで昼食を摂ろうと思ったがとんでもない。どこもかしこも長蛇の列。そして、突然雨が降り出してびっくり。そういえば去年、Mさんが、この時期は一日のうちに色々な天気が全部ありますよ、とおっしゃっていたことを思い出す。
傘も持たず、濡れては困ると駅地下街に降りるも、昨日リニューアルオープンしたばかりとのことで、これまた人、人、人。諦めて、とりあえずホテルまで行って荷物を預けることにして、バスに乗る。混雑しているし、よく揺れるしで、痛む足を踏まれたらどうしよう・・・ばかり考えている。朝のロキソニンと抗生剤と緩いロングブーツを履いているおかげで、どこかにぶつけたりしない限りは痛みが治まっていたが、緊張して立っているとぐったり疲れてしまう。挙句の果ては、夫がバスを降りたのに気付かず、息子と私はあわてて次のバス停で降り、バックするというアクシデントもあり、前途多難な弥次喜多道中、これからどうなるものやら、である。
チェックイン前にホテル近くの食堂で昼食。お彼岸ということで、デザートはおはぎである。
体勢を立て直し、まずは、息子の入学予定の大学を訪れようとしたところ、霙かあられと見紛う雪が舞い出した。新幹線の車窓からは美しい富士山を堪能できたというのに、なんと変わりやすいお天気だろう。
混雑と渋滞で、バスで小一時間かかって大学の正門前に到着。おりしも今日は学位授与式ということで、正装し、花束などを抱えた沢山の学生さんたちで溢れている。突然、パラパラと雨や雪が舞うので、振り袖や袴姿の女子学生たちにとっては受難のお天気だ。賑やかなキャンパス風景を見せて頂き、4月の入学式会場や自分の学部棟を確認したり、生協食堂のメニューを覗いたり、購買でポストカードを購入したりしているうちに閉店の時間になった。ああ、息子はこれから4年間、このキャンパスに通うのだなあ、と改めて感慨にふける。
帰りは、正門前始発のバスだというのに大混雑。立錐の余地もなくステップに立つ人もいる状況で出発し、いくつものバス停で、待っている人たちを置き去りにして走り続ける。途中、このあたりで一番大きなショッピングセンター前で下車して、通学で使う予定の自転車やら、電化製品やらを下見。そのまま北野天満宮まで足を延ばしたが、残念ながら閉門時間ということで、目の前で閉められてしまった。隣接する梅園はちょうど見頃、昨年の3月初めに訪れた時は、突如吹雪き始めた中で、かじかむ手で合格祈願の絵馬を書いたのだった。そして、雪を被った梅はまだ1分咲きだったことを思い出す。お礼参りはまた明日以降ということにして繁華街まで戻った。
それにしても、あと10日で4月だというのに本当に寒い。体感気温的には真冬だ。風が体に突き刺すようだ。今、風邪をひいては大変、とアツアツの夕食をたっぷり頂き、ホテルに戻った。
一日靴を履きっぱなしだったので、無口になるほど疲労困憊。この爪の状況では、いくら足が疲れたとはいってもリフレクソロジーをしてもらうわけにもいかない。早めにゆっくり入浴して明日に備えたい。
明日午前中はいよいよ下宿先の下見だ。部屋の状況を確認した後、もろもろの買い物の手配等、やることは満載。観光ではなく生活の場となる京都の街。今回、これまでとは全く違った顔を見せてもらっているような気がする。
その後も何やら興奮していたようで、寝付かれず。気づけばあっという間に起きる時間になった。
洗濯機を回して朝食を済ませたらもう出かける時間。いつもお世話になっている病院の最寄り駅から新幹線に乗り込む。満席である。
入学のお祝い太りで懐具合が温かい息子が、気前のいいことに、私の好きなペットボトルのお茶を買ってくれた。我が家恒例の車内販売アイスクリームを頂いているうちに、あっという間に2時間が経って京都駅に到着。京都は、昨年3月初めにMさんにご案内頂いてから1年ぶり。あの時、天満宮様の梯子はしたけれど、まさかその1年後に、息子がほかでもないこの古都の街に呼んで頂くことになるとはゆめゆめ思わなかった。
降り立った途端、あまりの人出に圧倒される。三連休初日、春休みの始まりでもある。どこを見ても人、人、人、である。バス1日乗車券を2日分買い込み、駅ビルで昼食を摂ろうと思ったがとんでもない。どこもかしこも長蛇の列。そして、突然雨が降り出してびっくり。そういえば去年、Mさんが、この時期は一日のうちに色々な天気が全部ありますよ、とおっしゃっていたことを思い出す。
傘も持たず、濡れては困ると駅地下街に降りるも、昨日リニューアルオープンしたばかりとのことで、これまた人、人、人。諦めて、とりあえずホテルまで行って荷物を預けることにして、バスに乗る。混雑しているし、よく揺れるしで、痛む足を踏まれたらどうしよう・・・ばかり考えている。朝のロキソニンと抗生剤と緩いロングブーツを履いているおかげで、どこかにぶつけたりしない限りは痛みが治まっていたが、緊張して立っているとぐったり疲れてしまう。挙句の果ては、夫がバスを降りたのに気付かず、息子と私はあわてて次のバス停で降り、バックするというアクシデントもあり、前途多難な弥次喜多道中、これからどうなるものやら、である。
チェックイン前にホテル近くの食堂で昼食。お彼岸ということで、デザートはおはぎである。
体勢を立て直し、まずは、息子の入学予定の大学を訪れようとしたところ、霙かあられと見紛う雪が舞い出した。新幹線の車窓からは美しい富士山を堪能できたというのに、なんと変わりやすいお天気だろう。
混雑と渋滞で、バスで小一時間かかって大学の正門前に到着。おりしも今日は学位授与式ということで、正装し、花束などを抱えた沢山の学生さんたちで溢れている。突然、パラパラと雨や雪が舞うので、振り袖や袴姿の女子学生たちにとっては受難のお天気だ。賑やかなキャンパス風景を見せて頂き、4月の入学式会場や自分の学部棟を確認したり、生協食堂のメニューを覗いたり、購買でポストカードを購入したりしているうちに閉店の時間になった。ああ、息子はこれから4年間、このキャンパスに通うのだなあ、と改めて感慨にふける。
帰りは、正門前始発のバスだというのに大混雑。立錐の余地もなくステップに立つ人もいる状況で出発し、いくつものバス停で、待っている人たちを置き去りにして走り続ける。途中、このあたりで一番大きなショッピングセンター前で下車して、通学で使う予定の自転車やら、電化製品やらを下見。そのまま北野天満宮まで足を延ばしたが、残念ながら閉門時間ということで、目の前で閉められてしまった。隣接する梅園はちょうど見頃、昨年の3月初めに訪れた時は、突如吹雪き始めた中で、かじかむ手で合格祈願の絵馬を書いたのだった。そして、雪を被った梅はまだ1分咲きだったことを思い出す。お礼参りはまた明日以降ということにして繁華街まで戻った。
それにしても、あと10日で4月だというのに本当に寒い。体感気温的には真冬だ。風が体に突き刺すようだ。今、風邪をひいては大変、とアツアツの夕食をたっぷり頂き、ホテルに戻った。
一日靴を履きっぱなしだったので、無口になるほど疲労困憊。この爪の状況では、いくら足が疲れたとはいってもリフレクソロジーをしてもらうわけにもいかない。早めにゆっくり入浴して明日に備えたい。
明日午前中はいよいよ下宿先の下見だ。部屋の状況を確認した後、もろもろの買い物の手配等、やることは満載。観光ではなく生活の場となる京都の街。今回、これまでとは全く違った顔を見せてもらっているような気がする。
確かに観光客目線と、住民目線とでは全く違いますよね。円安で観光客も増えていると聞いたのですが、やはり古都は混雑しているのですね。今日はこちらは晴天でした。北風で寒かったですが。もしかして京都の方がまだまだもっと寒いのかしら?明日は落ち着いた天気だと良いですね。風邪などひかれませんように。
新幹線アイスクリーム、美味しいですよね。私も出張帰りのひそやかな楽しみです。(^-^)
最近の京都の混みようは怖ろしいほどで、かつて読んだ高野悦子『二十歳の原点』(彼女は立命館でした)や、倉橋由美子『暗い旅』に描かれた静かな京都のイメージはどこへ行ってしまったのか、と思います。両方に出てくるジャズ喫茶店「シアンクレール」も今はありません。
でも、近年の京都は町屋などを使ったカフェや、ブックcカフェなどもオープンし、「フランソア喫茶室」「スマート珈琲店」のような老舗とともに、カフェ文化が花開いているようです。http://www.francois1934.com/index.html http://www.smartcoffee.jp/
永江朗さんの『そうだ、京都に住もう。』には、東京人が憧れる京都のお店がたくさん紹介されています。お友達もよくご存知でしょうけれど、ほんのご参考までに。 http://lmaga.jp/book/soudakyotonisumou.html
労いのお言葉、ありがとうございます。
本当です。今までは見えなかったものが見える、不思議な経験でした。ちょうど20年近く前、研修でパリにいたことを思い出しました。憧れの観光地が自分の暮らしの街になる、というのはとても思い出深い経験でした。
それにしてもこの三連休はどのタクシーの運転手さんに聞いても、混み方が半端ではなかったとのことでした。すっかり顎が出ました。
今日はおかげさまで雨や雪が降らず、陽射しが差せば暖かな日でした。が、やはり風は冷たく、日が陰ると寒かったです。
新幹線アイスクリーム、いいですよね。夫はバニラ一筋、息子は抹茶大好き、私はさっぱりみかん味でした。
Tさん、こんばんは。
Tさんも“そうだ、京都、行こう!”の達人でいらっしゃるのでしたね。
本当に、人がどこからこんなに沸いてくるのだろう、という今回の滞在でした。
いつ行っても混んでいるイメージですが、〝通″の方は寒さ暑さ厳しい時に敢えて訪れると聞きました。
高野悦子さんの「二十歳の原点シリーズ」-ノート、序章も含めて-、私もかつて、かなり一生懸命読みました。彼女が京都に暮らしていたことはすっかり忘れていました。そうだったのですね。
京都のジャズ喫茶と言えば、今から20数年前に訪れた際、ジャズ好きな夫に連れられて〝マンホール″というジャズ喫茶を訪れたことがあります。夫が、「マンホールならこれをリクエストしなきゃ」と〝ブルース・イン・ザ・ベースメント″という曲をかけて頂いたことを懐かしく思い出します。
いつもお読み頂き、どうもありがとうございます。