昨夜は珍しく息子、夫の順に入浴を済ませ、私が最後になった。
日付が変わってすぐに寝室に引き上げ、ダメ元でCDを廻したらなんとか動いてくれたので、マントラをBGMにころりと眠った。
エンハーツの副作用で、常に胃が重い。吐き気で食べられなかった時期はまだしも、こうして普通に食事が摂れるようになっているのに、空腹で痛み、食べた後も胃が動き出すと、重く存在感を発揮して痛み出す。
昨年はあまりに胃の調子が悪いので、思い切ってバリウムでなく胃カメラを飲んだのだった。結果異常なし。やはりエンハーツの副作用の胃痛だった。
今日は2人とも出勤。夫を送り出したと思ったらダイニングテーブルにスマホが鎮座していた。次に息子が出かけたと思ったら、すぐに帰ってきた。定期を忘れたのだそうだ。忘れ物大王二代、なかなか大変なことである。
朝食を摂りながら洗濯機を廻す。食事が終わると、洗濯終了の音楽が流れてタイミングよく洗濯物干しにとりかかれる。今日は夕方急な雷雨があるかも、との予報だ。昼の早い時間に取り込めればいいな、と思う。
先日、ネットで特定健診の予約が出来た(昨年は7月末だったが、今年は第1希望が叶わず、8月末になってしまった。)ので、今日は市のがん検診の予約電話をした。
大腸がんは検体キットが送られてきているので、準備が出来たら持ち込めば良い。その日に結果を聞く日の予約をする方式だ。
子宮頸がんの予約はかなり混んでいるとのことで、最短にして頂いたが来月下旬になった。
乳がん検診は、健側だけでもお願い出来ないか確認したけれど、やはりだめとのこと。
2年に1回の胃カメラは去年行ったので、今年は該当しない。
肺がん検診でレントゲン撮影をすれば、間違いなく転移の影が複数あって引っかかるのが自明の理なので、最初からパスである。
夕食の下ごしらえはお米を研いだだけで、断捨離にとりかかる。
今日の断捨離アイテムはバッグである。靴だけでなく、バッグも好きで随分買い集めてきた。買うと満足して、買ったことを忘れて使わずにお蔵入りというのがタチが悪い。
仕事を辞めてから、大きなトートバッグが不要になった。全く使わないものがかなり場所をとっている。まずはビフォーの写真撮影。
どれも布袋に入れたままなので、パッと見て何が入っているのかぴんと来ない。とりあえず全部袋から出して並べる。今後使うとも思えないし、まだ使えるとか勿体ないとか思わずに、思い切ってどんどんごみ袋に入れていく。
使い勝手のいいものと色の綺麗なもの、一昨年の還暦祝いに夫と息子からもらったバッグ等厳選して残してクローゼットに入れ直す。スカスカになった。
それ以外は数個を買い取りに廻し、未使用で人に譲れそうなものを残す。アフターのクローゼットの写真撮影をして断捨離トレーナーMさんに送る。
洗濯と断捨離だけで昼近くまでかかった。昨日ほどではないけれど、今日も暑い。
ベランダに干した薄物はほぼ乾いているので、とりあえず取り込んでおく。
お昼は冷凍麺をパパッと頂く。火曜日の午後はT先生の易しいフローヨガのクラスだ。20名ほどの参加者だったが、洗濯物を入れたりと5分ほど家を出るのが遅れたので、定位置を確保出来ず。それでも両隣がいなかったのでよしとしよう。
ゆっくりじっくり身体全身を動かして汗をたっぷりかいた。4日連続参加、いいペースだ。
シャワーを浴びてスッキリ。喉が渇いていてまだ水分が欲しい感じ。買い物が済んだらカフェでお茶をして帰ろう、と外に出ると、灰色の雲が出てきている。降り出したら嫌だな、と急いでドラッグストアでごみ袋(毎日とんでもなく処分しているので、ごみ袋を10年分くらい使っている感じ。買い足しても買い足してもすぐになくなる。)や赤青ヨーグルトを買いこんで、そのまままっすぐ帰宅した。
カフェで一服出来なかったので、まずは出しっぱなしだった残り半分ほどの洗濯物を取り込んで(濡らさずに済んだ。)カフェラテを飲み、頂き物のお菓子を摘まんでほっと一息。
洗濯物を畳み、3人分に仕分けたら、なんだかやけに疲れてしまい、ソファと一体化して休憩。ドラマのビデオをつけたつもりが、またしてもウトウトしてしまう。
疲れやすくてなかなかシャキッとしない。夕飯の支度が億劫だ。働いていた頃から食事の支度は私にとって一番ストレスのかかる家事だった(早いのだけが取り柄)。退職後、お詫びの気持ちもあって、もう少しきちんと丁寧に食事を作ろうと1年3か月、私なりに努力してきた。けれど、やっぱり炊事は苦手だし、好きになれない、どころか嫌い。義務感が半端ではない。
息子が関西に出てからの9年間は夫と2人分だけチャチャっと作ってかなり楽をしていたのだと思うが、今はそういうわけにもいかず。夕飯は2回作っている感じもある。
息子は、夕方から本社に出張になり、直帰でバスで帰宅した。いつになく早かったので、久しぶりに3人一緒に食事が摂れた。
そしてびっくりすることに、百貨店でケーキのお土産を買ってきてくれた。3か月ちょっとの同居期間で仕事帰りにお土産を買ってきてくれたのは初めてだ。さすが、ボーナスを頂いただけのことはある。
ということで、これから先日のティースクールのように丁寧に紅茶を淹れて、高級(!)なケーキを頂くのが楽しみである。早まって駅前でケーキを買っておかなくてよかった。今もなんとなく胃が重いのに、ケーキを食べたいのだから、困った欠食おばさんである。