ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2018.3.19 さくらいろのほっこりと日曜日のこと

2018-03-19 21:03:24 | 日記
 先日のこと。
 かつて同じ事務室にいて仕事上かかわりのあった後輩職員とランチをともにした。
 お昼ご一緒しましょうねと掛け声ばかりで、年明けも治療変更でお腹の調子が悪かったり、と延び延びになっていたお詫びと貴重な昼休みを共有できるお礼も兼ねて、ささやかながら年長の私がご馳走させて頂いた。

 テンポ良いやり取りで楽しい時間を過ごすことが出来てとても楽しい時間だった。
 これまではっきりと私の病状について説明していたわけではないが、長い間定期的に病欠を取っているのはご存知で、「随分長い(治療が続く病気)のだな、と思っていました」とのこと。
 別に隠すつもりもないので、かくかくしかじか、と生きている限り治療が続くことについてお話した。手袋をしているので、手足症候群のことも少し触れたのだった。

 数日後、別の仕事で事務室に来た彼女から、可愛らしくラッピングされた小さな包みを頂戴した。帰宅して開けてみると、上品な桜色した絹の手袋だった。
 こんな気遣いをされてしまっては何にもならない・・・と申し訳ない気持ちで一杯になったけれど、せっかくのお気持ち、有難く頂戴して、その日の夜、早速ステロイドと保湿クリームを塗りこんだ手に嵌めてベッドに入った。
 いつもはネットでまとめ買いをした綿の白いケア手袋をしているけれど、さすがに絹の手触りは優しくほっこり。
 翌朝目覚めて手のひらを見ると、なんとなく赤みが退いていたように見えた。

 何よりの贈り物でした、とお礼のメールをすると、ほどなくして「気に入っていただけたのならよかったです。肌触りがいいと心がほんわかしますね。少しでも赤みが退くというような効果もあったなんて私もとても嬉しいです」という返事があった。

 開花宣言もあり、学内が桜色に染まるのももうすぐ。時季に叶った素敵なさくらいろに心も手先もほっこりする嬉しい出来事だった。

 さて、土曜日にPCを買い込んできた息子と夫は、2人がかりでPC引越し作業とセットアップにかなりの時間を要した模様。私は草臥れて一足先に寝たのだけれど、夫は寝る時に既に朝刊が届いていたという(夜中2時に朝刊が届いているって、ちょっと早すぎるのではと思うのだけれど、夕刊も午後3時過には届いていて、これも同様だ。)

 その後私は夫の鼾で目が覚めてしまい、明け方お手洗いに起きるまでうじうじしていたが、ちょっと夫に話しかけたら彼もそのまま目覚めてしまったようで2人して寝不足。

 翌日日曜には予定通りリフレクソロジーに出かけ、いつものコースでオイルは花粉症撃退シーズン4種スペシャルを選ばせて頂いた。手も足もゼローダ服用のおかげで皮膚が薄くなり過敏になっているので、あくまでもソフトな施術。余りに気持ちよくてあっという間に爆睡。2時間弱の睡眠が1晩熟睡したようなスッキリの仕方だった。午後は予定通り美脚ヨガのクラスにも参加し、帰宅後は掃除、洗濯と家事も抜かりなく行った。

 息子は先日私が観て薦めたミュージカル映画を一人で鑑賞。良い気分転換になったようだ。夜はリビングのテーブルを陣取って(自室の机の上はとても作業が出来る環境にない)、何やらあれこれ作業をしていたが、私は録画したビデオを見ながらいつのまにかリビングでゴロ寝。気付けば2時間も経ち、夫にお尻を叩かれてそのままへろへろで入浴、就寝した。やはり土日の寝不足は身体に堪える。

 そして今日から新しい1週間。
 今年度も余すところ2週間。今週末の卒業式を終えれば、4月の異動情報も分かり混沌の中で新しい年度を迎える。いつもの年度末の風物詩である。

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