ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.8.11 三連休2日目 溶けそうに暑い・・・合唱練習再開

2019-08-11 20:45:28 | 合唱

 昨夜はレイトショー(2時間以上ずーっとハイテンションアクション炸裂で眠くなる暇は全くなかった。)を観て、帰宅したのは日付が変わる頃。その時間でもまだ日中の熱が冷めず、涼しさからは程遠い暑さだった。入浴して就寝し、6時間連続して眠り、その後少しだけまどろみながら寝坊を楽しんだ。

 今日も朝から暑い。朝食の支度をして夫を起こす。今日は4週間ぶりの合唱練習の日だ。朝食を済ませてから拭き掃除。水仕事はこの暑さで気持ち良いけれど、あっという間に汗が流れ落ちる。
 このままでは出かけられない、とシャワーを浴びてさっぱりしてから家を出た。夫がクリーニング店に行くからと荷物を自転車の籠に入れて駅まで送ってくれた。
 出がけにドタバタしていたら音源を録音したipodを持って出るのを忘れてしまった。仕方なく車内では楽譜を繰りながら一通り感じを思い出す。

 前回は、練習場所最寄り駅の駅ナカカフェが混雑していて練習に遅刻したので、今日は乗換駅でランチを済ませることに。すんなり入れて注文したものもすぐに出てきて、時間をかけてちゃんと頂くことが出来た。それにしても暑い。周りを見ると皆アイスティやアイスコーヒー、ジュースと冷たい飲みものを頼んでいる方ばかり。ちょっと油断して冷たいものを頂くとまた下痢の憂き目にあうので、ここはぐっと堪えて暖かいレモンティーを頂いた。

 練習場所最寄り駅に到着。あまりの陽射しと熱風にクラクラする。日傘を差していても、照り返しが酷い。徒歩7,8分の距離がとてつもなく遠く感じる。
 会場ではちょうど準備体操が始まったところ。後ろから入り、今月分の会費の支払いを済ませた。第九の受付も始まっており、今日は2枚の領収証を頂いた。聞けば、第九の合唱参加表明者は300人を超え、そのうち我が団のOB・OGが100人以上を占め、現役を加えれば半数以上が我が団関係者だとのこと。今後の練習予定のプリントを頂き、発声練習に加わった。

 さすがにお盆休みが始まったとみえて、参加人数が少ない。ソプラノは私を入れて4名。アルトが2名、テナーとベース合わせて3,4名。遅れて来られる方たちがいて、最終的に男性は指揮者を含めて7名、女性7名になった。

 前半は12期上のKさんの指揮で、前回練習しなかった初めてのイタリア曲を。予習不足で殆ど初見状態。イタリア語の歌詞が難しい。日本語はなんとなくモゴモゴでも喋れてしまう言葉だけれど、外国の言葉はきちんと口の周りの筋肉を動かさないと全くそれらしく聞こえない。セカンドソプラノは15期上の先輩と私の二人。声量があって圧倒される。私が一番の若輩者なので居心地よく、ついつい甘えてしまってはいけないのだけれど。1時間ほど冷や汗をかきつつ歌った後は、小休止。夏休みの宿題でちゃんとYouTubeを聞いておかなくてはと反省する。

 その後は前回も練習したバッハのモテⅢ。5期下のSさんの指揮だ。全曲通しで歌える時間はないので、ピックアップして7分半ほどに納まる5曲を考えているとのことで、今日はそれだけ軽く歌う。
 ここで給水のための10分ほど休憩し、後半の練習も引き続きSさん。邦人曲は昨夏乳がんのため亡くなったさくらももこさんの作詞、相澤直人さん作曲の「ぜんぶ」だ。本当にいい曲で、ついつい色々な想いを込めてしまう。

 この歌を30分ほど練習したところで、前回難儀をしたイタリア曲をもう一度。情けないほど覚えていなくて、言葉がつかない部分は歌えるけれど、そうでない部分は発音もかなりあやふや。反省しきりである。
 残り30分となり、では第九を気持ちよく歌っておしまいにしましょう、となる。

 第九を歌うのはおよそ10年ぶりの3回目。10年前にOB・OG合唱団に初めて参加したのがご縁でお誘い頂き、翌年の5月の連休に上野文化会館で歌って以来のことだ。最初に歌ったのは忘れもしない大学1年の時の演奏旅行。本場ザルツブルクまで出かけたのだった。怖いもの知らずだったというかなんというか。

 まあ、曲の感じも言葉も覚えているけれど、なんといっても最初から最後まで歌い切る体力と、高音が出し続けられるかどうかがかなり心配。とはいっても今からアルトの音取りをする元気もないし、高音部は現役に任せてもいいかな、と大きな声では言えない不真面目なことを考えている。

 ピアノの伴奏も難しいので、いつも付き合ってくださっているFさんも大変そう。フィナーレ部分で高音をずっと伸ばし、皆でヨレヨレになって時間切れとなった。声がガラガラである。
 とにもかくにも今日も3時間の練習を最後まで参加することが出来てほっとした。

 次回の練習は2週間後。今日お休みだった先輩や同期の友人もまた戻ってきてくれるだろうか。会場の片づけを済ませ、帰路はなんとなく女性全員でぶらぶらと最寄り駅まで、そして同じ方向の方たち4人で私鉄の乗換駅までお喋りをしながら帰ってきた。

 帰路はライナーを予約しており、時間調整のため百貨店で涼む。セールでどこもとても混んでいる。夫から頼まれていた水羊羹をお土産に買い求めた後はなんとなくウインドウショッピングをしたが、レジはどこも混んでおり、並ぶ元気も時間もない。そのままホームに向かった。前回はお腹の調子が悪かったが、今日は少し緩い程度で腹痛もない。もちろん三度三度ミヤBM錠は欠かしていないけれど、このまま落ち着いてくれますように。

 連休2日目、暑さ厳しい山の日も無事合唱練習を満喫出来た。次回までちゃんと復習をしておかなくては。
 そういえば、大学から、卒業35年後(昭和60年次卒業生)ということでホームカミングデーの招待状が届いていた。OB・OG合唱団に初めて参加したのは2009年卒業25年後の年だった。2008年は再発治療が始まったばかりで体調が優れず、結局参加を断念したが、まさか翌年から何回か不参加の年はあったにせよ、こうして10年続けて来られてまた招待状が頂けるとは、そして何よりこうして自分が曲がりなりにも元気で出演しようと思っているとは夢にも思わなかった。
 出来れば45年目も・・・などと大風呂敷を広げるつもりはないけれど、ここに来ればまだまだ若輩、の雰囲気がどこまでも心地よい有難い場所であることには違いない。
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