ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.11.21-23 勤労感謝の日に寄せて~色々感謝の3日間

2015-11-23 21:10:20 | 日記
 土曜日。
 毎度のことながら土曜日限定、朝の幸せなひと時、ベッドで連続テレビ小説鑑賞の後、ゆるゆると起き出し、ヨガのクラスでスッキリする予定・・・だった。ところが、どうしても起きられずキャンセルを入れて二度寝する体たらく。
 業を煮やした夫が朝食の支度を始めてくれていた。夫にとっては遅いブランチ。あれもこれも、とテーブルに並べてくれたが、私はお友達とランチの約束があり、お腹一杯のままで出かけることも出来ず、申し訳なくも若干返上。洗濯を済ませて家を出た。

 先月、Kさんのお通夜の帰り道、ほんの数分立ち話をしたけれど、Sさんとゆっくりお目にかかって一緒に食事をするのはおよそ5ヶ月ぶり。LINEや電話でお喋りはしていたけれど、すっかり欲求不満状態。席に着くや否やお喋りが止まらず、メニューを選ぶのも後回しにしたいほど。

 結局、ランチタイム、ティータイムも過ぎ、あっという間に外は真っ暗に。ディナータイムの方たちがチラホラ席に着き始めて、さすがに居心地が悪くなり、ようやく重い腰を上げた。
 それでも、まだまだ話し足りない感があったかもしれない。外に出ると、街はすっかりクリスマスイルミネーションで美しく煌めいている。お互い写真を撮り合い、来月の再会を約束してお別れ。長く治療を続ける中、励まし合い、貴重な情報交換をして、これまでやってこられたことに感謝した土曜日が終わった。

 日曜日。
 毎月のお楽しみ、リフレフソロジーの日。オーナーのKさんと実家のこと等を報告しながら、あれやこれやアドバイスも頂き、後半はいつものように瞼が重くなり、至福の時間を過ごした。手足の痺れや痛みは相変わらずだけれど、丁寧に凝りをほぐしてリンパを流してもらうと、痺れが軽減して、忘れていた足指の感覚が復活する。
 施術後は冬季限定・身体ぽかぽかブレンドのハーブティを頂き、ほっこり。足の浮腫みも取れて、いつものように靴がゆるゆるになってサロンを後にした。
 
 夫と待ち合わせしてカフェでランチを摂った後、都心のヨガスタジオまで出かけた。今月から、地元のスタジオだけでなく、全国どこでもフリーでレッスンを受けられるコースに変更した。このスタジオは常温だから汗だくになることもないし、インストラクターを養成している方たちがレッスンを担当されていて、皆とても素敵。すっかり満足してスタジオを後にし、街をぶらついて自分の好きなものを物色していた夫と合流して、用足しの後、地元まで戻ってきた。
 夕食も外食で簡単に済ませ、夫の趣味でまたもスパイ映画を観ること2時間。60年代ってこんなだったのかしら・・・と、自分が生まれた頃とは思えないほどレトロに感じる衣装やお化粧、風景をなんとなく不思議な気分で観た。
 そんなこんなでリフレにヨガに映画で満喫の一日。こうして薬でコントロールしながら元気にあれもこれも出来たことに感謝の日曜日が終わった。

 そして今日、月曜日。
 世間では勤労感謝の日の祝日だが、勤務する大学では通常授業開講日。出勤当番にあたっているので、三連休ではなく去年同様、ごく普通の土日だった。それでも、こうして恙無く働くことが出来たことに感謝の月曜日である。
 さすがに出勤当番は少ないから、事務室はとても静かで電話も少ないし、仕事は捗る。一方、暖房は来月からなので人熱もなく、かなりの寒さ。しっかり厚着はしていったけれど、足元からの冷え込みはかなりのものだった。何はともあれこれからは、風邪を引かないように心しなければ・・・。

 夫はといえば、先月私も一緒に参加させてもらった食事会に出席することが叶わなかった先輩が、闘病の末先週亡くなり、今日はお通夜、明日は告別式に参列するという。

 ポストに舞い込む喪中欠礼状も増えてきた。
 職場を出ると、予報通り冷たい雨がそぼ降っていた。寒さと気圧の変化の所為か、胸痛が悪化して息苦しい。早くも印刷が仕上がった年賀状を受け取りに寄り、濡れた落ち葉で滑らないよう一歩一歩踏みしめながらゆっくり歩いた。
 ああ、来週からはいよいよ師走なのだ、と思う。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015.11.20 何より安心出来... | トップ | 2015.11.25 5か月ぶり造影CT... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。