今日は午前中在宅勤務。
午後からは休暇を頂いて、およそ4か月ぶりの造影CT検査だ。昨年7月からエンハーツを始めて1年半近くになる。このまま続行してよいかどうかの効果測定である。
いつも通り起床して夫を送り出し、洗い上がった洗濯物を干す。昨日は震えるほど寒かったけれど、今日は大分暖かくなるという予報だ。
今朝で、先週水曜日にクリニックで頂いた薬を全部飲み終わった。もう殆ど咳は出ないし、痰も絡まなくなった。くしゃみも鼻水も出ていない。もちろん平熱だし、いわゆる感冒の症状は消えている。
咳は敢えて止めない方が良いという呼吸器内科のドクターのアドバイスに従って、毎朝痛み止めとして飲んでいたコデインを木曜日から今朝まで止めてきた。昨日はあまりに寒かったので、ちょっと胸痛が気になったけれど、なんとかやり過ごすことが出来た。
今回の風邪では酷い目に遭ったけれど、怪我の功名は、もしかしたら職場で痛みが出たら嫌だし・・・と、ある意味予防のつもりで飲んでいた朝のコデインを止めても大丈夫かもしれない、ということが分かったことだ。
午前中にお歳暮が1つ届き、その関係で電話があった。昼前には生協のお届け品も来た。昼休みにせっせと取り入れて身支度を終える。
予定通りの電車に乗り、病院へ。なんとか風邪が治ってこうして検査を変更することなく受けられて良かった。
今日のお供は柚月裕子さんの「検事の信義」(角川文庫)。
4つのお話から構成されている。ちょうど読みやすいボリュームの1話ずつをすいすいと。
ところが、男性一人を挟んで隣の女性の携帯電話が鳴り響いた。今、電車だから・・・と切るのかと思ったら、とんでもない。延々と話している。
快速電車だから次の駅で降りられないのかな、と思ったけれど、どんどん声が大きくなって相手との話しも丸聞こえ。結局10分は話していただろうか。なんだかなぁであった。車内で携帯電話はマナー違反だとは思わないのかしら。
予約時間のほぼ30分前に受付が終わり、すぐにCT準備室へ行くように言われる。造影剤注入のためのルート確保の針刺しである。
準備室の看護師さんはNさん。今日もブラトップとプレーンなニット、ゴムのプリーツスカートなので、着替えはなし。荷物をロッカーに入れる。右腕を差し出し、「いつもここなのね。」と血管を触られる。造影剤用の針は太い。刺すときはジリっと強く痛む。
中廊下に出ると5分ほどして、予約より10分前に名前を呼ばれた。そのままCT装置に寝っ転る。
ベッドに寝て顎を上げ加減にして両手万歳の姿勢をとる。最初は造影剤なし、次に造影剤を入れて、2回の撮影だ。この流れはもう慣れっこで、始まったら所要時間は10分とかからない。
ドクターがやってきて造影剤が注入されるや否や、薬液の匂いがツーンと鼻を突く。最近では味覚にも嫌な後味が残る刺激があって、空腹も相まって口の中が気持ち悪い。血流と共に瞬く間に造影剤が体中を駆け巡り、体の芯までカーッっと熱くなってじーんと痺れる感じ。はあ。
「息を吸って。止めて下さい・・・。」を繰り返して終了。とりあえずアレルギー症状は今回も出なかった、とほっとする。別の看護師さんから針を抜いてもらったけれど、これも痛かった。止血テープをグルグル巻きにされて「外廊下でお待ちください。」と言われ、ロッカーから荷物を出して廊下で待つ。10分ほどで外して頂き、無事終了した。放射線受付に戻ってファイルを戻し、会計へどうぞと言われる。
1階の会計に向かうと、待合椅子はかなり混んでいたが、お手洗いを済ませ、15分ほどの待ち時間で済んだ。自動支払機で8,000円強をカード支払。本日の病院滞在時間は1時間弱だった。
さすがにお腹が空いて、久しぶりにタイ料理のレストランに向かった。ランチタイムとしてはかなり遅い時間だったけれど、ぽつりぽつりと単身の女性客が4人掛けテーブルをそれぞれ占領していた。誰も会話をせず黙々と食事かスマホを見るかと言った感じで、静かだったのが良かった。私も一番奥の4人テーブルを独占。
トムヤンヌードルとグリーンカレーのハーフセットに、氷なしのマンゴラッシーをつけてもらって満足。
帰りの電車でも無事席を確保し、本の残りを読み始めたけれど、途中でどうしようもなく眠くなって、寝落ち。
乗換駅でも順調で、なんとか真っ暗にならないうちに帰宅することが出来た。
帰宅後、ちょっと冷たくなってしまった洗濯物を畳みながらとても眠くなり、気づいたらウトウトしてしまって、もうじき夫が帰って来る時間に。慌ててご飯を炊いて夕食の準備をした。なんだかとても疲れている。
最近、病院に行く時はいつも前泊だから片道分の乗車しかしない。病院にいるのは短時間でも、電車で往復するだけで疲れるのはよほど体力が落ちているのだなあと思う。
そろそろ喪中欠礼も一段落か、ということでようやく重い腰を上げて年賀状のリスト整理を始めた。毎年、スタートが遅れるのはなぜだろう。
とにかく明日は通常勤務である。