お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 先週は雨やら雪で自転車通勤はたった1回。それも土曜に小雪舞う中を行ったはいいが、帰りは雨のため電車で帰り、日曜に帰りだけ走ったというもの。月曜に予定していた曽我梅林ツーリングも雨で中止。代わりにカミさんと2万歩ほど小雨の中を歩きました。

 この1週間で太ったッスね、きっと(T_T) あ~、自転車乗りてぇ!

  ※10年の通算 2121.1km
    ロード  1688.51km
    BD-1  433.59km


 で、今さらですが、1月17日のBRM117逗子200のリポートです(^_^;

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●BRM117逗子200 
●エントリー57人 午前6時スタート
●天気 晴れのち曇り
●ルート 逗子(亀ヶ岡八幡宮境内)~小田原~城ヶ崎(折り返し)~真鶴~逗子駅
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 一度、ブルベをBD-1で走ってみたかった。

 結果は…2度と走るまいと誓った(^_^; 帰りの100kmはまさに苦行だったッス。ケツの痛みは半端じゃなかった。

 BD-1で片道自転車通勤しているときにケツが痛いなんてことはなかったのだが、ここ1年ぐらいはなぜか20kmぐらいでケツが痛くなっていた。そこでロードにつけていたSMPのサドルに替えてポジション調整し、40kmを走っても大丈夫なところまではきたのだが、超長距離となるとダメだった。同じサドルでロードなら痛くなるなんてことはないのに…。姿勢に問題があるのかなぁ。

 もちろんケツの痛みだけではなかった。ヒザ、腰、肩、首、二の腕にかなりのダメージを受けた。最近はロードばかりでBD-1に乗っていなかったこともあるだろうが、ここまでとは予想外だった。

 さらに、当然ながらスピードが出ない。上りはヘタレなのでロードとたいして変わらないが、平地と下りでは雲泥の差。高速ロードのR134で30km/h巡航ができない。下りで43km/h以上出すと、足がついていかない。それに、立ち漕ぎすると不安定なので、ずっとシッティングで漕がなければならないというのも苦しかった。

 でも、天気は良く、熱海から先はポカポカ陽気で気持ち良かったッス(^o^) BD-1はスタンドが付いているので、どこでも止まれるというのも、ロードで走ると味わえない気軽さだった。

 当日は午前3時起床で、自走で30㎞先の逗子へ。午前5時過ぎに到着し、手前のセブンでひと休み。ゴール地点のNewdaysを確認してから亀ケ岡神社へ行くと、すごい人。こんなにいるとはちょっと意外だった。

 なにあそ仲間のYASUさん、ぴかさん、まきさんにご挨拶し、ブログにコメントをいただいていたのりぞーさんとも無事にご挨拶できた。結果的にYASUさん、ぴかさんとは折り返し手前でスライドしただけ、まきさんとは折り返しまでしかその後はお会いできず。でも、のりぞーさんとは偶然にもゴール前で一緒になり、そのまま逗子駅へ滑り込むことができた。

 スタート地点でまずはスタッフのK山さんとご挨拶。聞くと50数人が参加するという。「去年が少なすぎたみたい(^_^;」と主催者のマヤさん。


午前5時32分、ブリーフィング中

 「先週、静岡を走って来ました。最高でした。でもぉ、神奈川はねぇ…」で始まるマヤさんのブリーフィングは最高に楽しかった(^o^) 確かに神奈川は自転車で走るには車が多すぎるよねぇ。今回のコースもマヤさんの優しい心遣いが現れ、熱海から先のトンネルは迂回路を走り、伊東から先も渋滞の激しい国道を避け県道を走ることになっている。笹子トンネルを平気で突破させる神奈川とは思えないコースだ。「五体満足で帰ってきてね」で締められたブリーフィングには思わず拍手が起こった。

 鳥居近くにいたため、スタートは最後方。海まではパレードランで、そこから本格的なスタートとなる。R134へ出る信号で10数人ずつに分散しての再スタートとなるのだが、私は最終グループで、振り返ると4~5人ぐらいしかいなかった。最終グループの後にはスタッフのグループがいた。

 R134を走り出して必死でついていくが前のライダーとの差は開く一方。早くも数人に抜かれる。いつもは逆なんだが…(^_^;

 道路脇で箱根駅伝?の小旗を振っている集団にはびっくりした。たぶん、参加者の家族のようで、行きの真鶴手前では車の中から黄色い声で声援を受け、ゴール手前でも声援を送ってくれた。帰りの最終PCでもそのご家族を見かけたのだが、車で追いかけながら観光も楽しんでいた様子。ブルベを家族のイベントにするなんて、すごいお父さんがいたもんだ。

 稲村ヶ崎への上りでもパスされ、ここから早くも朝日を背にして、最後方のひとり旅(^_^;

 と思ったら、江の島の先の信号で大集団に追いついちゃった(^o^) 少し前方にはまきさんがいた。頑張って追いつき、パスしたはいいが、また抜かれとデッドヒート(爆) 結局、置いて行かれたが…。

 柳島手前ではスタッフのK山さんとHさんに追いつかれ、あっという間にパスされる。Hさんは千葉400のリタイア仲間ッス(^_^; K山さんの走りを見るのは初めてだったが、カッコいいッスよ。いつもニコニコしてスタッフやってるけど、実はすごい人なんですねぇ。びっくり。

 ここは意地でもついて行かねばと、また頑張るのだが、R1の大磯手前の松並木で「行きますか」なんてスタッフ2人がお互いに声かけて、集団を一気に抜き去ってしまった。あぁ、さらばK山さんとHさん…。

 PC1までは一気に走る予定だったが、我慢できなくなったので(^_^; 二宮のセブンでトイレ休憩。ここで2~3人に抜かれる。いよいよどん尻か。まあ、この平たんコースを巡航27km/hなら仕方ないと思うのだが、それにしてもみんな速いッスねぇ。


午前8時20分、PC1手前のテラス? にて

 PC1に到着したのだが、手前のレストランのテラスが気持ち良さそうだったので戻って、しばし海を眺めたりして…。

◆PC1(ローソン小田原江之浦店)まで
    時間   午前8時25分
    距離   51.24km
    平均時速 24.6km/h

 平均時速24.6km/hは決して遅い方じゃないと思うのだが、私の後から来た人っていなかったような…。またトイレに行きたくなったのだが、トイレは大渋滞。我慢して逆転しましょうね(^_^; と、のんびりしているライダーを横目にスタート。少なくとも最後方ではなくなったぞ(^o^)

 だが、ここからは本当にひとり旅。伊豆山の上りでも、なぜか誰にも抜かれなかった。


午前9時15分、お宮の松

 気軽にストップできるのがいいのか悪いのか。でも、とりあえずストップですね(^_^;

 で、この先の公衆トイレでもストップ。冷えるのか、多いッス。

 この頃から日差しを感じ始め、なかなかいい気分のサイクリングになってきた。で、最初のトンネルをホテルニューアカオ方面へ迂回すると、予想通りシークレットポイントがあり、H田さんが待っていた。「何番目ですか?」とは怖くて聞かなかった。

 ここは絶景が見えるところで、もうひとつ先のトンネルの迂回ルートの方が眺めがいい。


午前9時29分、錦ヶ浦のテラス

 こんな写真が撮れるのもスタンドがあるから(^_^;


午前9時33分、錦ヶ浦の先の駐車場

 ここでも止まったりして…。

 新網代トンネルの迂回ルートはないのだが、ここって「網代パノラマバイパス」って言うらしい。何度も通っていて初めて知った。確かに眺めはいいが、往路は振り向けないッス(T_T)

 宇佐見へ下りるころが午前10時前。立て看板に「午前10時からマラソンで交通規制」と書かれている。どっちにしろ、岩松交差点からは迂回ルートとなるのだが、間に合わなかった。となると、渋滞ッスね(T_T) でも、警察が交通整理していて赤信号でも行かせてくれた。

 迂回ルートのR135は大渋滞で道も狭く、走りづらかった。で、途中からは急坂が続く。でも、伊東から先のK109と比べれば…、う~ん、微妙。県道は川奈小学校までの急坂があるしなぁ。

 ヘロヘロになって川奈口へ上り、そこからは急な下り。そしてアップダウンが始まる。


午前10時59分、富戸付近

 K109は初めて走ったが、気持ちのいい道だった。車もほとんどいなくて、海へ向かっての下りは最高。気温も上がってきて、その辺でお弁当でも食べたい気分だった。

 折り返しまで10数㎞の辺りでブルベライダーとすれ違った。往路と復路でコースが違うのでトップかどうかは分からないが、時間にして1時間以上の差があるようだ。

 その最後の10㎞ほどは長かった。

◆PC2(ローソン伊豆高原店)まで
    時間   午前11時18分
    距離   104.53km
    平均時速 22.7km/h

 多くのブルベライダーが折り返しにはいたが、私の後から来たのは2~3人ぐらいだったか? サンドイッチをほおばり、のりぞーさんとおしゃべりしたり有人チェックを受けたりと、少しのんびりしてから走り出す。


午前11時38分、城ヶ崎海岸入口

 城ヶ崎海岸付近は少し開けた感じで、リゾート地? みたいな雰囲気だった。

 復路のK109もきつかったが、意外に前を走るロードを上りや下りで抜いたりできた。

 ピンクの家の前を右に曲がると豪快なダウンヒル。海に向かって下りきると川奈の港だ。


午後12時10分、川奈港

 ここに海女の小屋という食堂があるのに気がついた。すでにライダーが吸収されているようで、入ろうかな? と悩んだが、もうちょっと走ってからとそのまま進んだ。後で調べると結構人気の店だったようだ。「週末には行列ができ、大きな駐車場もいっぱいになり停められない車がうろうろ」という紹介もあったが、このときは空いていた。

 R135に復帰し、信号で追いついたロードにくっついて走るが、またトイレに行きたくなったので、道の反対側だったが道の駅伊東マリンタウンでストップ。

 この頃からケツが痛くなってきた。すり切れたわけではなく、筋肉痛のような痛み。ロードでも400㎞以上ではあるのだが、いつもは左のケツだけ。それが今回は両方が痛い。たまに浮かせながら走るが、漕ぐと不安定になるので足は止まったまま。そして、宇佐見の先の上りになると両ヒザも痛くなってきた。これもロードのときの痛みとは違う。ヒザ全体が痛い。

 網代を超え、伊豆多賀の平たんロードから最後の熱海からの上りもつらかった。それでも、止まるよりは遅くてもいいから進んだ方がいいとペダルは回し続けた。

 ロードが恋しかったなぁ。途中にロードバイクを置いておけば良かった。PCではサポートを受けてもいいので、自転車を替えるってあり? でも、車検していないからダメか。

◆PC3(セブンイレブン真鶴駅西店)まで
    時間   午後2時4分
    距離   152.12km
    平均時速 22.5km/h

 最終PCで、待望のシーフードヌードルをすする(^_^;

 まだ午後2時すぎとはいえ、天気は曇り。少し冷えてきたような気がしたので、ここでウインドブレーカーを着込み、最後の50㎞に備えた。

 早川口手前で2人のロードにパスされた。うち1人は酒匂川あたりでスローダウンしたのでパス。残ったメッセンジャーバッグを背負ったライダーの背中を追う。時速30㎞弱で走ってくれるので何とかついていけた。だが、車の量がだんだんと増え始め、そのライダーは渋滞を走り慣れていないのか、スピードが落ち始めたので、都内ジテツーで鍛えた腕で国府津あたりでパスした。

 ケツは相変わらず痛い。でも、ここまで来たからにはゴールまで走るしかない。我慢我慢。

 大磯駅からR134に入る手前で、伊東でパスしたライダーにパスされた。どこかで休憩していたのだろう。このライダーには信号スタートで置いていかれたが、信号で何とか追いつけてはいた。

 だが、だんだんと背中が遠くなり、ついに信号でちぎられた。平たんロードとはいえ、路面の抵抗を体全体に感じていた。BD-1はサスペンションもあるのだが、ちょっとした段差の振動は体に響いていた。さらに、スピードはまったく乗らない。巡航速度も時速25~28㎞。進まない。これじゃ、R134を快適に走るロードに追いつけるわけがない。

 ロードバイクって本当に楽なんだ。痛感したなぁ。

 江の島までが遠かった。鵠沼橋通過が午後4時18分。午後5時までに逗子に帰れるか? このペースなら微妙な時間となってきた。

 海岸べりには夕日を待ってたくさんの人が西を向いて鈴なり状態。振り返れば、「おぉっ! 夕日じゃん」。この時間にR134を走ったことがなかった。う~ん、止まるか。

 材木座の駐車場手前でストップ。ぎりぎりで10時間台でゴールできるかどうかだったが、無理して走ると事故りそうだ。あえて間に合わない時間まで夕日を眺めた。


午後4時45分、材木座海岸の夕日

 同じように夕日を眺めていたブルベ初参加ののりぞーさんと逗子駅への右折地点で合流し、一緒にゴールした。

◆ゴール(逗子駅)まで
    時間   午後5時4分
    距離   208.6km
    平均時速 22.9km/h
    最高時速 53.2km/h


午後5時4分、逗子駅前のゴール

 11時間4分。前半は楽しく、後半はつらい200の旅が終わった。

 いや、まだ終わっていない。これから30㎞の自走が待っている。輪行で帰るつもりだったが、すっかり忘れてそのまま走り出してしまった。

 寒い。ケツが痛い。体中が痛い。スピードも出ない。白旗から急坂を上り、最初に見つけたセブンで休憩。でも、自宅までが長かった。

 その夜、ケツが痛くて眠れなかった。600をロードで走ってもこんな痛みはない。もう、BD-1でブルベを走るのはやめッス。100㎞が楽しく走れる限界かなぁ…。

 リザルトを見ると、真ん中より少し後ろと意外な結果。どこで抜いたんだろう?

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コメント(12|Trackback()



« サイクリング ... ようやく曽我... »
 
コメント
 
 
 
びーでーわんで (ヲレ)
2010-02-16 21:22:49
長距離を走ると近距離では気づかなかった走行性能の低さに気づいちゃうんですよねー。
100キロまでとういうのは激しく同意見です(笑
 
 
 
100Kmまでといいつつ (おいちゃん)
2010-02-16 21:42:55
200Kmを走ったということはもう限界を超えてしまったということで・・・。
どこでも写真を撮れるしとってもブロガー向きの自転車でmasaさんもBD-1にいろんな眺めを見せてあげたそうだし、あ、しつこくて済みません(笑
 
 
 
真ん中 (へばな)
2010-02-16 22:17:07
・BD-1にはこのサドルは合ってなかったのかもですね。 もう一度違うサドルで試したらどうでしょうか?(^^)

・BD-1でロードと一緒に走り、57人中の真ん中あたりとは・・・・速い!
 
 
 
私はロードだったのに・・・ (のりぞー)
2010-02-16 23:16:21
私はロードだったのに
帰り道の網代に向かう坂で軽くパスされました
とてもつらそうには見えませんでした
だって追いつけませんでしたもの・・・

一緒にゴールできて光栄でした

BRM117は、何か遠い昔のような気がしています

曽我梅林のリベンジは・・・されるのでしょうか?
それとも桜??
 
 
 
Unknown (sakakaze)
2010-02-18 21:42:35
サドルよりもハンドルが体が痛くなる原因ではないでしょうか?
やっぱり長距離にはドロハン化ですね!

フォールディングバイクSRは多分いないですよ、とそそのかしてみるテストw
 
 
 
Unknown (hiro)
2010-02-19 00:27:34
BD-1で200kmは凄いですね
それも半分のロードの人の真ん中より少し後ろですか 流石です是非BD-1でSRを
小径での立ち漕ぎがやり難いのも良く判ります
 
 
 
確かに (境川のmasa)
2010-02-21 14:33:28
>ヲレさん

BD-1ってこんなに進まない自転車だっけ?と思いましたねぇ。
帰りはほんとに嫌になりましたよ。
100キロブルベがあればいいのに…
って、そんな距離じゃだれも走らないか…。
 
 
 
もうムリッスよ (境川のmasa)
2010-02-21 14:34:07
>おいちゃんさん
あおらないように…(爆)
また、行こうかなぁなんて間違って思ったらどうするんですか?
でも、便利なんですよね。
スタンドがあると…。
輪行しやすいし…。
 
 
 
サドルかぁ (境川のmasa)
2010-02-21 14:34:36
>へばなさん
よし、変えてみましょうか!
って、だめだめ。
もう走らないッスよ。
絶対!
たぶん…。
あはは……。

真ん中あたりにいるのは、コンビニめししか食べてないからでしょう。
みなさん、帰路にグルメをされたと思いますよ。
 
 
 
実は (境川のmasa)
2010-02-21 14:35:00
>のりぞーさん

ケツが痛くて痛くて仕方なかったので
一刻も早く帰りたかったのです。
半分、ヤケになって走ってました。
火事場の何とかというやつですよ。
曽我梅林はリベンジ予定ッス(笑)

で、道志みち200って楽しそうですね。
行こうかな?
あ、満員だ。
残念。
 
 
 
だめだめ (境川のmasa)
2010-02-21 14:35:25
>sakakazeさん

ママチャリSRが宇都宮方面にいるので目立ちません。
でも、狙う価値はあるかな…。
もし走ったら、sakakazeさんにそそのかされたと思って下さい(爆)

ドロハンにしたら走るしかなくなるので
多分しないッス。
 
 
 
つらかったッス (境川のmasa)
2010-02-21 14:35:54
>hiroさん

>是非BD-1でSRを
なんていわれると
その気になりそう。
でも、走らないッスよ。

立ちこぎができないのは辛かったですね。
ロードの楽さが身にしみて分かりました。

順番は、グルメもしてないし
後半はコンビニ以外では休んでないからでしょうね。
それとkazuさんのコンビニストップの速さをまねてみた結果です。
 
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