遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

初AKGヘッドフォン

2013-10-21 | Weblog
人生で初めての、AKGヘッドフォンを入手した。AKGは、オーストリアのメーカーで、オーディオ好きの中では、とても有名なブランドである。中学の頃からオーディオに興味があり、結局何社ものオーディオ・メーカーで勤務することになる。その中で、初めてのヘッドフォンがパイオニアSE-30という、有名なモデルで、その後もオーディオ・テクニカ、スタックス(静電型)も使ったが、その後はずっとドイツのゼンハイザー社のモデルを使っている。それで、ずいぶん前だが、大手カメラチェーン店でAKG社のK404を聴いたことがあった。その際には、「へ~、この価格でずいぶん緻密なサウンドだな」「これ、結構好きな音色だね」という印象だった。
それからしばらく時が経ち、外で使えるヘッドフォンがないかな?と、ネットで見ていたら、店頭で聴いたK404とともに、古いモデルのK414Pが販売されていた。このモデル、画さけは見たことがあったが、聴いたことはないモデル。でも、再生周波数帯域が13~27,000HzとK404よりも広い。ということは、K414Pは、K404よりも上のモデルと確定できる。それに、音圧レベルが125dBとかなり高い。ということは、使いやすいモデルということ。それに、音漏れの少ない密閉型が、ウォークマンに使えると、ネット・ショップでポチッと逝ってしまった。当然、価格がとても手頃なのでポチッとやったのだが。
それで、ポチッとやるまえに考えたこと。それは、「この価格で出るのは、在庫分をまとめて安く購入した」、「生産元が中国なんで、その工場が勝手に余分に生産していた」、そして「製造元が、生産中止モデルなので、AKGからライセンスをもらい生産した」のどれかだろうなと。それで、評価は一応チェックしてしたが、半ば「ギャンブル」でポチッと逝ったのである。
オーダーしてから、すでに二週間も経ち、昨晩やっと注文品が到着した。それも、中国からの直送便である。「怪しい~!」と思いながら、外箱を開けたら、正規の箱にはいっており、しかも製品保証書まである。記載には「箱無し」「保証書無し」とあったのだが。ますます、怪しいのであるが、実際ウォークマンでサウンドを聴いてみたら、「再生レンジが広く」しかも「細かい音が聴こえる」。すでに使っている開放型の「ゼンハイザーHD238」と、比較試聴してみたが、さすがに「開放型の広がりは少ないが」、サウンド自体は「K414Pの方がいいかもな」と思ってしまった。まだまだ、エッジが立ったサウンドだが、エージングが進めば、丸くなって気にならなくなるだろう。価格では、HD238の方が高いのだがな、、、ただ、「音盛れ」は、少々期待よりは漏れるようだ。騒音の中で、離れた場所ならいいが、いつものボリュームでは、すぐ隣に座っていたら気になりそう。まあ、結果的には「買い」であった商品だろう。あ~、外さなくて良かった~!