遊びの達人

MTB、フライフィッシング、写真等外遊び大好き。オーディオ、鉄道、クルマ、海外出張や旅行の話も。大の麺食い。

SAPIOの記事3

2013-06-16 | Weblog
メインの記事だけでなく、こちらもとっても興味深い。そう、「韓国がついに日本にギブアップ!」というヤツ。読む前には、「ウォン安で、輸出に頼っているゆえ、今は経済状況は厳しいだろう」とは思っていた。日本に比すれば、人口は半分ほどと小さい市場ゆえ、当然国内よりも海外へ行くだろう。確か、日本の輸出依存度(純輸出のGDPに閉める割合)は、意外にも11%ほどだったはず。それの4倍以上の50%が輸出というのだから、いかに凄いかと。凋落の原因のひとつはウォン安だろうが、日本と違い「海外への生産拠点が少ない」のが影響が大きい理由だらしい。鉄鋼最大手の「ポスコ」は、中国の過剰生産で価格下落からの痛手がある。「韓流ブーム」の終焉もあったな。「あれだけ反日の韓国に、なんで行くのかね?」と思っていたら、それも終わり。聞けば、「さんざんボッタクリ」されていたそうな。まったく、もの好きな日本人である。結果が出るのは遅かったが、「当然の報い」だろう。凄いのが、原発関連の不祥事。部品横流し、模造部品製造、中古品を新品と偽る、果てには品質保証書の偽造まで。これで、海外での原発建設の入札をしているのだから呆れる。高速鉄道TKXでも、国産部品が多いほど事故が多いとか。これじゃ、中国と変わらないじゃん!でも、原発建設を考えている国も、それは分かるらしく、トルコは日本・フランス連合(三菱重工&アレバ)の落札を実現した。「賢明な判断」といえるだろう。「日本は、震災で教訓を学び、経験豊富、技術力も高い」という声明がいいじゃないか。びっくりしたのが、韓国語には漢字があるのに、ハングル(読みだけの文字で、ひらがなに近いか)だけの教育しかしていないこと。それで、かなりの人が漢字を読めない!これじゃ、昔書かれた学術書(といっても、数十年前の)は読めない訳で、今後の教育にも大きく影響するだろうに。長い期間育てられた「文化」を否定するのは、決していいことじゃないと思うが、、、

SAPIOの記事2

2013-06-16 | Weblog
続いて、「サイバー攻撃」と「離島奪還作戦」について、前者では日本の対応が「かなり」遅れていることは周知の通り。やっと、対策部署は立ち上げたようだが、中国に比すれば絶対的な人数が不足している。これからの、大きな課題になるのは間違いない。面白かった、というか「当然だろう」と思ったのは。米軍では、重要なシステムにおいては、「中国製のコンピュータ」を使用しないこと。「特別な仕掛け」がされている可能性を書いていた。これは、自分でさえも、レノボ製は買わないようにしている。出来れば、日本製がいいのだがな、、、
そして、後者の記事。「中国軍は、石垣島には上陸せず、宮古島だろう」というのが興味深い。キーは、滑走路と港湾設備である。宮古島には、2000m級の、そしてすぐ隣の下地島には3000m級がある。後者は、言わずと知れた民間航空会社も利用する、離着陸練習場所である。ある政治家の意見だが、以前に米海兵隊普天間基地の移転先にしたらいい、と言っていたこともある場所。当然、これだけの設備があれば「狙われる」だろう。それを見越した対策、占拠された場合への「トラップ」など対策も必要かもしれない。水陸両用の装甲兵員輸送車(当然機関銃などの武装付き)は、陸自ではすでに4両のAAV7を試験導入している。これと「おおすみ型」揚陸艦3隻を組み合わせてのテストがスタートしているはず。米軍では、1300両ほどの運用をしているが、韓国が160両持っているというのが凄い。海兵隊を持っているほどの国だからな。

SAPIOの記事1

2013-06-16 | Weblog
いや~、昨晩は休み前なんで、結構眠いはずなのに、先日入手したSAPIO誌をじっくり読んでしまった。先ずは、「自衛隊がどれだけ強いか?」というヤツ。弾道ミサイル防衛についてだが、対北朝鮮については、200~320発(核弾頭数発も含め)とみられる射程内に入る「ノドン」と「ムスダン」に対抗するには、命中率が100%としても、イージス艦のSM-3、そしてPAC-3パトリオットの数が足らないという現実。特に、PAC-3については、射程があまりにも短く、一部大都市やキチ防衛のみにしか使えないとの指摘があった。これは、数を更に増やさないといけない(つまり予算が更に必要)という問題があることが分かる。しかし、この二つの間を埋める射程距離の、「サード」と呼ばれる迎撃ミサイルのことが書いておおらず、こちらも配備すれば、3段構えでの優れた迎撃システムが出来上がる、と締めくくってもらいたかった。このシステムは、すでに配備された二つが出来た後に完成されたシステムである(それゆえ、これしか選択肢が無かった)ことはあるが、更に予算が必要なのは同じことではある。一番手っ取り早くて、予算が少ないのは、以前から言っている「巡航ミサイル」の配備。これには、「専守防衛」という、大昔のやり方を、法律から変える必要は有るが、遠方から対地攻撃の出来るミサイルは、敵国への抑止力が大きいはず。当然、発射は艦船からが一番で、米海軍ではMk41VLS(垂直発射型ミサイル発射システム)で、これが発射可能。我が海自でもこの発射システムは使っているので、後は政治判断だろう。ちなみに、海自では対空ミサイル、そして対潜用アスロックのみ。まあ、一番いいのは潜水艦発射型であるが。「どこから発射してくるか分からない」のは、とても大きな抑止力になるのは当然。米海軍の「オハイオ型攻撃原潜」は、154発もの巡航ミサイルを搭載する。これ一隻での攻撃力は、まったくとんでもないものなのだ。海自の通常動力型では、大きくても3000tクラスなので、この数は無理だろうが、それで50発だとしても、かなりの攻撃力はあるはず。高い製造コストと維持費の空母から比べれば、低コストで大きな抑止力になるはずだが。これは、あくまでも「敵国が、ミサイル発射に備えていると分かった時点で、攻撃できる」との法律を整備するのが大前提である。そうすれば、中国軍艦に射撃管制レーダーを浴びせられたのに、攻撃できないことは無い。あいつらが、それをするのは、照射しても反撃してこないと分かっているから。米軍の艦船にやったらどうなるか? 当然のように、攻撃される。だから、あいつらはやらない。