OpenOffice.org 1.0リリース10周年なんですって

現地時間で4月30日、こっちの時間で5月1日はOpenOffice.org 1.0がリリースされて10周年なんだそうです。
在りし日のSun Microsystemsのプレスリリース
同時に、ほぼ同じ時期にできたOpenOffice.org日本ユーザー会も10周年となります。というかいい加減名前を変えないと。
あ、ご存じない方もいるかもしれませんが、私はOOo日本ユーザー会の初期メンバーの一人ですので。ってか二人しかいなかったんですけど。

10年も経たずしてSun Microsystems(そういやsun.comはすべてリダイレクトあるいは使用できなくなったようです)がなくなるなんて思いもしませんでしたし、OpenOffice.orgがなくなって別プロジェクトになっているというのも思いもしませんでした。
同時にその派生版が出ていて、その翻訳をやっているなんてのも夢にも思いませんでしたが。とはいえ、当時とはやっていることは全然違うのでまぁいいんじゃなかろうかと思います。

10年後もLibreOfficeはあるんじゃないかと思いますが、今とはあり用が全く変わってる気がします。ソースコードもひょっとしたら今のものは全部なくなってるかもしれませんね。10年後にどうなったかまた検証してみましょう。忘れていなければ。
実のところ10年後はもうLibOからは手を引いていたいですけど……（笑

今までも何度となく書いてきたことですけど、維持すること、継続することはとても大変なんだなぁと思います。継続は力なりとはうまく言ったものですね。
とはいえ、少なくともOOoのコンセプトは間違っておらず、かつ時代のニーズともマッチしていたので、現在までなんだかんだと継続しているんだとは思います。やっぱりSunは偉大でしたねー。

スクリーンショットは今手元にある最も古いOOoであるところの1.0.1です。Red Hat Linux 8で動いてます。こんなUIだったんですねー。