Linux Daily Topics 2012年1月30日 誰得? 何得? なぜApache&IBMはOpenOfficeにこだわりつづけるのか
まずは記事内の事実関係の確認から。
> OOoを捨てた張本人のOracleでさえ,いまやLibreOfficeの開発に相当コミットしている。
そういう事実はありません。そもそも担当社員は全員クビになっているわけで、部署がないのにコミットできるわけないですよね。
ちなみにAOOにはAndrew RistというOracle社員がいます。せっせとソースコードのヘッダ書き換えとかやってます。
> IBMは2011年7月,同社のLotus SymphonyのソースコードをASFに譲渡している。
していません。する意向を表明しただけです。
IBMがどうしてAOOにこだわるのか正式な表明があるわけじゃないですけど、おそらくクローズドソースにできるライセンスが魅力的なんだと思います。
2007年にSun Microsystemと直接ライセンスしてから一貫してLotus Symphonyはクローズドソースだったわけですけど、TDFはLibreOfficeの著作権者ではないので、ライセンスを変更して欲しいという要望には応えられないわけです。その点Apache Licenseだったらこれまでどおりクローズドソースにできますからね。その点都合がいいのでしょう。
なのでIBMはAOOに肩入れするのが自然なスタイルだと思うのです。私はね。
まずは記事内の事実関係の確認から。
> OOoを捨てた張本人のOracleでさえ,いまやLibreOfficeの開発に相当コミットしている。
そういう事実はありません。そもそも担当社員は全員クビになっているわけで、部署がないのにコミットできるわけないですよね。
ちなみにAOOにはAndrew RistというOracle社員がいます。せっせとソースコードのヘッダ書き換えとかやってます。
> IBMは2011年7月,同社のLotus SymphonyのソースコードをASFに譲渡している。
していません。する意向を表明しただけです。
IBMがどうしてAOOにこだわるのか正式な表明があるわけじゃないですけど、おそらくクローズドソースにできるライセンスが魅力的なんだと思います。
2007年にSun Microsystemと直接ライセンスしてから一貫してLotus Symphonyはクローズドソースだったわけですけど、TDFはLibreOfficeの著作権者ではないので、ライセンスを変更して欲しいという要望には応えられないわけです。その点Apache Licenseだったらこれまでどおりクローズドソースにできますからね。その点都合がいいのでしょう。
なのでIBMはAOOに肩入れするのが自然なスタイルだと思うのです。私はね。