正直者が馬鹿を見るさんの
Mozilla Firefoxのキャプチャ画面を見て懐かしくなったのでトラックバック。
この"
blue monkey"は昔々のMozillaで使われていたテーマですね。
いつの頃だったかは忘れましたが、Netscape 6.0にはもうなかったと思います。
Netscape 6.0PR1とかの頃にはあったと思います。
後継テーマが、現在(Mozillaの)デフォルトで使われている「クラシック」ですね。
ちなみに、Netscape 6.0のモダンは現在のような灰色ではなく、青っぽい色でとても格好よかったのですが、いつの間にやら変わってしまって現在まで経っているのはちとさびしいです。
このテーマも誰か復活させてくれませんかね…。私もやろうかと思ったことがあったのですが、あまりに仕様が変わりすぎていたので断念しました。。
ちなみに、いくや(誰)による不完全ながら
NetscapeとMozillaの対応表があります。
Netscape 7.1のベースはMozilla 1.4で、今度出るといわれているNetscape 7.2のベースはMozilla 1.7です。
私がMozillaを使い始めたのは、2000年の11月か12月です。
まだバージョン番号が振られる前で、M(Milestone)18とか呼ばれていた頃でした。
Mは3~18までで、次は0.6~0.9, 0.9.1~0.9.9, 1.0RC1~3のあとに1.0がリリースされました。
これはおおざっぱに覚えていることで、細かくは違う可能性があります。
確か0.6がリリースされたのは0.7よりも後じゃなかったかと。。
私にとっては、2000年暮れの段階でIEやNetscape Communicator/Navigatorよりも優れたソフトでした。
とはいえ、今から考えると信じられないほど重く、とても不安定でした。
文字どおり毎日ダウンロードして、少しずつ進歩しているのを確認しながら使っていました。
そんな状態なので、起動しないのは当たり前、しょっちゅう落ちてましたし、プロファイルをおかしくされたりとかもしました。
これが私にとっての初めてのオープンソースソフトウェア(もちろん当時はこんな言葉を知らなかったわけですが)なので、思い入れの深さも並大抵のものではありません。
この経験がのちのOpenOffice.orgにも生きているのは間違いないですね。
もちろん現在Mozilla Firefoxと呼ばれているものも、最初のリリースから知ってます。
当時はPhoenixという名前で、これはイギリスかどっかの会社のソフトの名前と被っているということでFirebirdにしたら、今度はデータベースと被っている、そしてFirefoxという名前になるという混乱ぶりでした。
実のところ0.1の頃から結構使えたのですが、0.9.xの出来の良さは抜群ですね。
新機能追加はもうフリーズで、基本的にはバグフィックスをしながら1.0を迎えるらしいですが、もう十分な出来のような気がします。