「山」旅の途中

40代後半になって始めた山歩き。自分はどこから来てどこに行くのか。光、空気、花々の記憶を留めたい。

黄金山に登る

2007-06-02 21:42:41 | 増毛・樺戸の山々
【写真:増毛の山々と黄金山】
快晴。きょうは石狩市浜益の黄金山(739.5m)へ。
さほど高くはないが、急峻で登り応えのある鋭鋒だ。
山頂から残雪輝く増毛の山々を見たいと思った。
2年前はガスがかかり、展望を得られず。

8時10分入山。
8時30分、新道と旧道の分岐。
花の多い、旧道へ。
急峻な斜面を両手両足を使って、這い登るワイルドな山道だ。
危険は感じないが、4つ足歩行を続けると、汗がびっしょり。
フギレオオバキスミレやオオサクラソウの群落が続く。
    

気温が上がるに連れ、新緑の森から蝉時雨が響く。
季節は確実に初夏の訪れを告げている。
そのいっぽうで、エゾヤマザクラも咲いていた。
春と初夏が同居する高山の妙。


10時5分、切り立った岩尾根の山頂に。


残雪を戴く増毛の山々(幌天狗、群別岳、尾白利加岳、南暑寒別岳)が目の前に。
青い空、新緑、残雪の山々・・・至福の山頂だった。


10時55分下山開始。
帰路は新道を使って12時15分に登山口に到着。
浜益温泉500円。
日本海の砂浜を歩くと、
山頂から展望できなかった雄冬山、浜益御殿、浜益岳が望めた。



過去の登山歴:05年6月5日




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12 コメント

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Unknown (ヨツバ)
2007-06-02 22:48:30
高さはそんなにないのに結構きつい山登りになったのですね。しかし、最近は良いお天気が続いて 景色が気持ちいいくらいですね。

ほんと 良い景色ですね

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待てば日よりあり (ikuni)
2007-06-02 23:17:54
土曜の快晴は、本当に久しぶり。
この山は小さくともピリッとした心地よさ。
花良し、登り応え良し、展望良し。
快晴の日を待ってました。
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びっくりした! (tkhs)
2007-06-03 05:33:52
URL間違ったかと思いましたら?過去!納得!
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黄金山ってどう読むのでしょうか? (樹生和人)
2007-06-03 17:13:22
まるでとんがりコーンのような形、前から気になっていたんですが、黄金山って言うのですね。
なんと読むのでしょうか。「おうごんざん」でしょうか。
昔住んでいた広島市に「黄金山」(おうごんざん)という山があって、市のランドマークでした。

それにしても、いい景色ですね。
雪と、春の花と、蝉の声…、うーん、贅沢。
そして、登山の後の温泉、さぞや気持ちいいことでしょう!
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おひさしぶりです (ikuni)
2007-06-03 20:45:37
tkhsさん、お久しぶりです。自然大好きという共通項で
これからもよろしくお願いします。
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こがねやま (ikuni)
2007-06-03 20:51:35
樹生さん、こがねやま、です。この山に向かう林道には
樹齢1500年というイチイの巨木があります。
イチイとしては、北海道5位らしいです。
ものすごく太いです。
また、浜益には千本ナラというミズナラの巨木も。
どれも人里は離れた山の中。暮らしの中ではなく、おそらく林業にかかわる人たちが見つけ、守ってきたのでしょうね。

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清々しさ (木の葉)
2007-06-03 21:52:50
>新緑の森から蝉時雨が響く
山の上では、蝉時雨ですか
もう、蝉が鳴いているのですね。
じっくりと写真を観る…。
空気の清々しさが、伝わってくるようです。
人の気配が無いのもいいものですね。
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エゾハルゼミ (ikuni)
2007-06-03 22:15:01
春という名の初夏のセミ、エゾハルセミです。
登っているときは、気温が低くて鳴いていない。
頂上に着くと、下から聞こえてくる。
下山中は大合唱でした。
この日は確かに、空気が透明でした。
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「こがねやま」、イチイ。 (樹生和人)
2007-06-03 22:39:16
「こがねやま」ですね。ありがとうございます。

「おうごんざん」の方を「こがねやま」と読んで、たしなめられたこともあるんです…。

イチイの樹と千本ナラ…。うう、気持ちがうずくなあ……、行かねばなるまい!
ikuniさん、ありがとうございます。

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是非 (ikuni)
2007-06-03 23:29:52
樹生さん、是非見てきて下さいね。
人里は離れているので、風情は在りませんが、
なんか物語を感じる浜益の巨木てした。
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