(写真: 勇払原野)
苫小牧東部工業基地の大部分は、工場が立つことなく勇払原野としてその自然をとどめている。
昨年、ウトナイ湖でゴマシジミと出会うことができずにがっかり。
僕のブログを読んで頂いているエルモさんのアドバイスで、今年は広い原野に出かけてみる。
うろうろとドライブしていたら、青い表翅を揺らすシジミショウが目に。
ミドリシジミかな、と思ったら、ゴマだった。ホザキシモツケの蜜を吸ったり、草にとまったりと、せわしく動き回る。
(写真: ゴマシジミの青い表翅)
(写真: 裏は灰白色でゴマふり文様)
(写真: ホザキシモツケの蜜を吸う)
食草は湿地に咲くナガボノシロワレモコウ。じめじめしたところを探していたら、沼に戦国時代の巨大な砦がそびえていた。
映画の大規模なセットが作られ、炎天下でロケが行われていた。
帰宅して調べたら「のぼうの城」という時代劇で野村萬斎が主演とのこと。これは水城だ。
で、食草のまわりには、たくさんのゴマシジミが集まっていた。
(写真: 映画「のぼうの城」のセット)
(写真: 食草ナガボノシロワレモコウとゴマシジミ)
孵化した幼虫は、この花を食べた後、地上に下りて甘い蜜を出す。
誘われたアリが巣に運んだら、しめたもの。
幼虫は蜜を出しながら、アリを食べて、食べて、大きくなるという。
自然の営みは、人知を超えた小宇宙だ。そういうことを、研究してつきとめた人間も素晴らしい。
苫小牧東部工業基地の大部分は、工場が立つことなく勇払原野としてその自然をとどめている。
昨年、ウトナイ湖でゴマシジミと出会うことができずにがっかり。
僕のブログを読んで頂いているエルモさんのアドバイスで、今年は広い原野に出かけてみる。
うろうろとドライブしていたら、青い表翅を揺らすシジミショウが目に。
ミドリシジミかな、と思ったら、ゴマだった。ホザキシモツケの蜜を吸ったり、草にとまったりと、せわしく動き回る。
(写真: ゴマシジミの青い表翅)
(写真: 裏は灰白色でゴマふり文様)
(写真: ホザキシモツケの蜜を吸う)
食草は湿地に咲くナガボノシロワレモコウ。じめじめしたところを探していたら、沼に戦国時代の巨大な砦がそびえていた。
映画の大規模なセットが作られ、炎天下でロケが行われていた。
帰宅して調べたら「のぼうの城」という時代劇で野村萬斎が主演とのこと。これは水城だ。
で、食草のまわりには、たくさんのゴマシジミが集まっていた。
(写真: 映画「のぼうの城」のセット)
(写真: 食草ナガボノシロワレモコウとゴマシジミ)
孵化した幼虫は、この花を食べた後、地上に下りて甘い蜜を出す。
誘われたアリが巣に運んだら、しめたもの。
幼虫は蜜を出しながら、アリを食べて、食べて、大きくなるという。
自然の営みは、人知を超えた小宇宙だ。そういうことを、研究してつきとめた人間も素晴らしい。
私の方は、今年は行きそびれてしまいました。
弁天沼周辺もかなり開発が進みましたが、それでも多くのゴマが発生しますね。
ナガボノシロワレモコウは、札幌市内では豊平川河畔、石狩湾新港、豊羽鉱山で確認していますがゴマは見ていません。豊平川河畔は確実にいるという情報なのですが…。
映画のロケにも出会えて、びっくり。近くの
植樹祭跡地にも、いろいろな蝶がいて楽しい一日でした。
斜里岳でチシマワレモコウと出会い、同族かなと思って目を凝らしましたが、さすがにゴマは
いませんでした。