蝉時雨の大合唱が降り注ぐ初夏の藻岩山。
おそらく数百人が登っていた。本日は満員盛況。
先日、新聞のコラムで昆虫学者がエゾハルゼミについて書いていた。
「氷河期に日本列島にやってきて、温暖化で本州では高地だけに残り、北海道では平地の森で生息」とのこと。
なかなかドラマに満ちたセミなんですね。
体長3センチあるかどうかの小さなセミで、けたたましい大合唱の割には、目につかない。
頂上の梢でようやく見つけた。しかも3匹一緒に。
観察の結果、雄2匹・雌1匹と推定する。
氷河期から続く遺伝子を残す生存競争・・・
エゾハルゼミが3匹
6月中旬に登ることは稀のためか、初めてオオヤマオダマキが咲いていることに気づく。
大柄だが、控えめな風情。
大勢の登山者に気づかれることもなく、そっと咲いていた。
オオヤマオダマキ
オオヤマオダマキ
いろいろと良い所にお出かけですね。
よくご存じで、参考にさせてもらっています。
今時期の旭も、登りやすくて景色がいいですね。
行ってみたいです。
オオヤマオダマキ、定山渓の朝日岳麓で見ましたが
てっきりミヤマオダマキが品種改良された
園芸品種だと思ってました。自生種だったんですねー。
いままで見たことないので、誰かが持ち込んだのかもしれませんね。この花らしい栽培種をよく民家のお庭で見かけるものですから・・・