たとえば、あなたが ３

たとえば、あなたが

あなたの体の

６０兆とも言われる

細胞のたったひとつだとして

たとえば、あなたの体全体が

地球だとして考えてみると

あなたと言う細胞は

あなた以外なにものでもなく

本当に全体から見ると

気付かないくらいの

小さな存在ですが

まぎれもなく

あなた以外のなにものでもなく

生きている限り

全体とつながっていて

孤独ではありません。

いつの日か

垢となって離れて行く

運命ですが

あなたが存在していたことは

まぎれもなく事実です。

自分が有名になりたいとか

生きた証を残したいとか

思うのは別にかまいませんが

生きいるうちに

その思いに執着すると

まわりを巻き込み

癌細胞となります。

ひとつの細胞は

ご縁あるまわりとの調和で存在しています。

それ以外では存在できません。

地球の歴史からすると

ひとつの細胞の運命は

言葉は悪いですが

目くそ、耳くそを笑うです。

たったひとつの細胞は

全体の愛と調和に感謝して

自分の役割を

一生懸命、生きることが

運を良くします。

本当の人生や

人間においても

独りの人間の歴史は

亡くなってから始まるのです。