美容室EVAHS(エヴァース)からの運が良くなるヒント

心と体はひとつです。生命は循環で美は調和です。
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師弟関係

2018-04-25 16:40:10 | 心・体と運命

僕が高校1年生の時に倫理社会の授業で先生が

「高校1年生にもなって親以外に尊敬できる人や

師匠と呼べる人がいないのはダメだ」

と言っていた事を覚えています。

 

15~16歳の生意気な反抗期のせいもあり

「何言ってんだか」という態度の友達が多かった気がしましたが

僕にはピンと響くものがありました。

 

大人になり本の中でも

先生が言ってくれた事と同じような一節を

何度か見かけた事もありますし

人生経験の中でも

師弟関係という体験を経験してつくづく思うには

とても貴重な経験だと思います。

 

仕方がないことですが

物質的に豊かになるほどに

師弟関係が無くなってきました。

 

一億総中流と言われるぐらいから大量消費社会となり

教えてもらう側の態度が消費者目線になり

教育もサービス産業になりました。

 

それにより、師弟関係で学ぶことが出来る

「下座行」や「見て覚える力」などが失われてきました。

一見、理不尽に見えることでもそこから養われる

「忍耐力」や「感じる力」や「察する力」などの

様々な精神的な弱体化が進みました。

 

「教育」をサービス産業としての消費者目線では

マニュアル的な事や

面白おかしく楽しませてもらえる程度の事しか

身に付けることが出来ないと思います。

 

現代ではますます存在自体が

難しくなって来た師弟関係ですが

人生において師匠と呼べるような人との出会いは

魂を磨くためにもとても大切な事だと思います。

 

自立するためにも

親の愛情以上に大切な事かも知れません。

 

せめて歴史の中に師匠と呼べる人を

見出してみるのも良いかも知れませんね。

 

 

 

 

 


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