終身雇用制の終焉

昨日たまたまニュースで観たのですが

経団連のお偉いさんと、トヨタの社長が

パブリックな場所で

「終身雇用制は維持できない」との発言があったようです。

 

遂にと言うか、ようやくというか

これまで戦後作り上げてきた

日本型経営の要であった終身雇用制は終焉を迎えるようです。

 

実情としては平成の３０年間のバブル経済崩壊以後

リストラや金融再編の嵐が吹き荒れました。

 

多くの企業はなんとか終身雇用制を維持しようと努力していましたが

２０００年代の小泉改革やリーマンショック以後は

もうリストラ無しでは存続が不可能になってきました。

 

日本を代表する企業のトヨタでさえも

終身雇用制を維持したまま

世界経済の中では立ち行かなくなって来たようです。

 

この動きの意味するものは

これからは単に従業員マインドではなく

自営業マインドや、フリーエージェントマインドが

働く上で大切になって来ると思います。

 

お金の運用に関しても

単に貯蓄だけでなく

キャッシュフローを考えて

投資や資産運用も学ばなければいけない時代かも知れません。

 

１５０年前の明治維新でも

７４年前の戦後でも

それまでの旧制度が壊れ

新しい制度や働き方が生まれました。

 

まさに退廃滅亡から創業垂統の時代ですね。

 

戦争ではなく、別に命を取られる訳ではありませんから

変化を脅威と感じるのではなく、良い機会と思って

明るく前向きに行きたいものですね。

創業垂統精神があると運も良くなります。