常々、現代社会は
知識・情報・高齢化社会と言っていますが
高齢者の方々も生まれた時代によって
少し感性が違うところがありますね。
戦後世代では
戦後間もない時に生まれた団塊の世代と
物質的に豊かになって生まれた団塊ジュニア世代は
ちょっと違います。
たとえば団塊世代が就職するときは
まだ中卒の方も多かったですし
経済も拡大していました。
団塊ジュニア世代が就職する頃は
大卒も多かったですが
就職氷河期で大変でした。
PCやスマホの普及率も世代で違いますね。
70代を高齢者とすると
団塊世代は高齢者の年代に入っていますが
やはりこの世代の多くの方は
新聞やテレビの情報に影響されることが
多いのではないでしょうか。
もちろん若い人が
幾らPCやスマホで知識や情報を入手しても
その知識や情報を解釈するのは心や感性なので
センスの高低や、経験や考え方の
成熟によっても違ってきますが
テレビだけで情報を入手する世代とは少し違って
多様化は進んでいるのではないでしょうか。
近所の薬屋さんの
毎朝行列をなしている方々を見ていると
3分の2ぐらいの方は
高齢者のような気がします。
少なくともこの10~15年ぐらいは
団塊の世代の高齢者の方々の人口が多いので
まだまだマスコミの影響力は強いかも知れませんね。
来年からは団塊ジュニア世代も
50代に突入します。
団塊ジュニア世代が
70代の高齢者になる20年後は
団塊世代とはちょっと違って来ると思われますが
さてどんな世相になっているのでしょうね。
多様化が進む中
個人主義・自由主義・資本主義も進み
家族コミュニティよりも
SNSなどを利用した
適度な距離感がある
友人知人のコミュニティが
増えて来るのかも知れませんね。
今回の新型コロナウイルス騒動もそうですが
マスコミに先導される高齢者が多いことは
後10年ぐらいは続く時代なのかも知れません。
冬は風邪やインフルエンザ
夏は脱水症状や熱中症などで
毎年お亡くなりになる高齢者も多いものです。
マスコミ情報だけをうのみにするのではなく
自分なりの健康管理と死生観を持った方が
知識や情報化社会を愉しく過ごせるかも知れませんね。
世界最速で超高齢化になった日本です。
実年齢より魂年齢の時代です(笑)
魂を磨いて、生涯継続学習すると
知識・情報化社会では運が良くなります。