資本主義は封建主義の後から
だんだんと世に広まってきました。
資本を所有することや
利潤追求が許されるようになった社会のことです。
資本も時代によって変わりますが
現在は企業やお金がメインの資本になっているようです。
資本主義の下では
激しい競争は付き物で
経済格差も良くマスコミでは取り上げられます。
そういう事もあり
資本主義は一般的には
お金の社会と認識されている人も
多いのではないでしょうか。
ただ21世紀の今日
貧困はどうかと思いますが
逆にお金が有り余る程あっても
幸福では無いことが分ってきました。
１９世紀にはマルクスたちが
共産主義を掲げて
資本主義を打倒しようとしていましたが
２０世紀を見る限りでは
上手く機能しなかったですね。
欧米社会では
富裕層の中には
「意識の高い資本主義」と言われるものを
掲げている人達もいて
多大な寄付や慈善事業活動に
積極的に取り組んでいるようです。
マネジメントの父である
故P・F・ドラッカーは生前
資本主義社会から
知識を基盤とした社会に
移行すると言っていました。
最近では
IT化やデジタルやAI(人工知能）の発達により
データ資本主義と言っている人もいます。
現段階では
知識や情報が資本に変わったとしても
精神病やストレスの増大や
経済格差による不満や不安は
激しくなっていますね。
地球環境問題という大きな課題はありますが
これまでの資本主義は
物質的な豊かさは提供してくれました。
ポスト資本主義は
精神的な豊かさと
地球環境の美しさを
取り戻すための方向に進むようです。
またそうでなければ
多くの人が幸福を感じることが
できないかも知れませんね。
心が豊かになって
マネジメントできるようになると
運も良くなります。
