情報化社会の本質とは何でしょう？
よく引き合いに出される
情報化の歴史的事実のひとつに
１５世紀のグーテンベルクの活版印刷がありますね。
これは当時の情報革命でした。
それまで手描きでしか書物が作ることが出来ず
当時のキリスト教会の独占でした。
独占は腐敗を生み
知識や情報に偏りや歪みが生じていました。
活版印刷技術は
大量に書物を作ることが可能となり
多くの人に知識や情報が行き渡るようになりました。
新しい価値観や考え方も多くの人に広がり
ルネサンスや宗教や科学などに
相乗効果で影響を与えました。
現代のIT化も同じくですね。
インターネットやデジタル技術は
様々な業界に影響を及ぼしていますし
ルネサンス期と同じく
それまで独占できていた権威も
揺らぎ始めていますね。
ただ気を付けなくてはいけないことは
新しい知識や価値観が広がり
共有し易くなった反面
フェイク情報や詐欺も
多くなっているということです。
つまり眼力や判断能力が必要となる社会でもあります。
また頭でっかちになり易く
行動力も鈍くなる傾向ですね。
つまり情報化社会になる程に
心のマネジメント力が必要になるようです。
知識や情報の
インプットやアウトプットの調和を
大切にして行きたいものですね。
加えてソクラテスの「無知の知」のように
本当の知識とは
原理原則を身に付けることと
生涯継続学習が大切ですね。
幾つになっても学ぶ姿勢のある人は
運も良くなります。
