ようやく今見てます^^;
フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2014第4戦、ロステレコム杯(ロシア大会)。男子フリー(ジャッジスコア)。
モリス・クヴィテラシヴィリ(ロシア) SP:62.24(12) FS:112.01(12) 合計:174.25(12)
「Blues for Elise」「After Dark」「Blue Jean Blues」「Looking for a Fox」♪ エレキで奏でる「エリーゼのために」から。4回転サルコウはなんとか下りたが、4回転トウループ予定が2本とも2回転に。後半3回転予定が2回転になったのもあって、ジャンプが全体に不調。
なんか、あまりこれといって特徴が見つからないんだけど^^; 調子のいいときにまた見たい。
イヴァン・リギニ(イタリア) SP:69.74(11) FS:125.33(10) 合計:195.07(11)
「My Way」「L.O.V.E.」「I Love You Baby(君の瞳に恋してる)」♪ 有名すぎるボーカル曲メドレー 冒頭の4回転トウループで転倒、トリプルアクセルが2本ともダブルになってしまったが、両手上げのルッツとフリップは見事。スピンではビールマンも見せた。「L.O.V.E.」でのステップは手拍子、「君の瞳に恋してる」でコレオシークエンスはノリノリ
スティーブン・キャリエール(アメリカ) SP:72.20(10) FS:129.04(8) 合計:201.24(9)
「月の光」「Turning Page」♪ 冒頭の4回転トウループはじめ、ジャンプで少しこらえたりステップアウトしたものが多くて、スケートカナダほどのクリーンな演技とはいかなかったが、要素間の振付やスケーティングは端正で美しい。
ジェレミー・テン(カナダ) SP:73.91(9) FS:124.59(11) 合計:198.50(10)
「ハレルヤ」♪ シンプルなギターに語りかけるようなボーカルの曲で、しっとりと滑る。冒頭の4回転トウループで転倒したが、トリプルアクセルや3回転ルッツ+3回転トウループなどはよかった。2回転になったジャンプ2つがスコア的には痛かったが、全体としては魅力的なプログラム。
4年ぶりのGPシリーズ出場、頑張った。
アルトゥール・ガチンスキー(ロシア) SP:74.13(8) FS:127.13(9) 合計:201.26(8)
ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」♪ この曲を聴くと羽生結弦の世界ジュニアを思い出す 黒の胸元が赤いバイオリン?右手だけ赤の手袋が印象的な衣装。4回転は1本が3回転に、1本は頑張って下りた。中盤のトリプルアクセルがダブルになったが、その後ループ予定のところでトリプルアクセルに挑み、転倒。
立った姿勢で滑ってる時間が長いかな?という気がした。終わった瞬間すごく口惜しそうにしていたが、シーズン後半に期待しよう。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:76.32(7) FS:159.24(4) 合計:235.56(5)
「トリスタンとイゾルデ」♪ 表現の豊かさを見るだけで価値のある選手。トリプルアクセル2本下り、1本が両足着氷。両手上げのルッツはステップアウトだったが、そのほかのジャンプは回転不足もなく、しっかり決まった。スピンの姿勢の美しいこと 気持ちのこもったコレオシークエンス、本人も入り込んで終わった瞬間ちょっと涙ぐんだ。
フリーの自己ベスト更新
マックス・アーロン(アメリカ) SP:77.09(6) FS:135.51(6) 合計:212.60(7)
「グラディエーター」♪ 序盤の4回転サルコウが2本とも2回転になってしまったが、後半ターンやステップからトリプルアクセル2本をきれいに決め、ルッツから3-1-3も下りた。スピンはレベル2が2つ、このあたりも修正課題かな。
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:79.69(5) FS:158.36(5) 合計:238.05(4)
「シェルブールの雨傘」♪ 女性の顔や手紙らしきものがプリントされた衣装。トリプルアクセル2本を下りると、その後のジャンプの安定感が半端ない。音を表しながら緩急のあるステップ、キャメルスピンの姿勢も良くなった気がする。激情のコレオシークエンスに大喝采。
音楽の終了と同時に演技が終わったのに時間オーバーの減点 そんなに時間ぎりぎりに作っちゃったプログラムなのかしら
中国杯では「謝謝、大家」と言ってたが、ロシアのキス&クライでは「スパシーバ、、、」とロシア語。実はモスクワ生まれ 自己ベスト大幅更新にも当然という顔、自信がついてきているんだろう。
ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:80.89(4) FS:160.34(3) 合計:241.23(3)
モーツァルト「フィガロの結婚」♪ 鮮やかなブルーのジャケット。クラシックの曲で滑るのは今までほとんどなかったそうだが、似合ってる。目の覚めるようなトリプルアクセルから入り、4回転サルコウ+2回転トウループが決まる。2本目の4回転サルコウはほぼ下りてたのに結局転倒になって惜しかった。
スピンがやや不安定だったのはベテランらしからぬところだけど、軽快なアリアで速いタッチのコレオシークエンスがカッコいい。自己ベストに近い得点が出た。
前半の3回転トウループを4回転に、3-1-2になったコンビネーションを3-1-3にできたら、すごい点が出るプログラムになるかも
小塚崇彦 SP:81.38(3) FS:135.42(7) 合計:216.80(6)
アンドレア・ボチェッリ「イオ・チ・サロ」♪ 深緑のVネック。4回転トウループ2本で転倒、トリプルアクセル1本はきれいに入ったが1本はダブルからのダウングレードに。身体をゆったりと使うステップの滑らかさ、レベル4にGOE1.40を獲得した。
とても素敵なプログラムで、美しいスケーティングは健在。ミスが出てもうまくリカバリーできるようにしていけるといいんだけど・・・
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:90.33(2) FS:161.67(2) 合計:252.00(2)
「It's a Men's World」「Come Together」「At Last」「Big Time Boppin’ (Go Man Go) 」♪ 地元の大歓声を受けて登場。いきなり4回転トウループ+3回転トウループ、凄い高さで加点2.00 トリプルアクセル2本もしっかり入り、GOE減点された要素はなし。ロックでノリノリのステップやコレオシークエンスは観客もノリノリ
これで4回転がもう1本入ったらさらに凄いことに 自己ベストに迫る得点で表彰台確定。
ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:93.92(1) FS:171.09(1) 合計:265.01(1)
ロッシーニ「セビリアの理髪師」♪ キャラにぴったりの曲 冒頭に見事な4回転トウループを決め、4回転サルコウも多少こらえたが2本入る。ただ滑っている時間がほとんどない、つなぎがぎゅう詰めのプログラム。ステップの途中でアリアが入り、終盤のコレオシークエンスは手拍子で盛り上がった。
「後半の体力が課題」(解説・織田信成氏談。2回転になったループを3回転に、3-1-2の最後のサルコウを3回転にしたいところだろう。サルコウは全部で3つにしているので、3つとも3回転にならない限り、ザヤックルール違反の心配はない。コンビネーションのセカンドのトウループも、どこか1つ3回転にできたら完璧
優勝&ファイナル進出を決めて、ほっとした笑顔で投げキッス
結果、優勝はフェルナンデス、2位ヴォロノフ、3位ブレジナ、4位ミーシャ・ジー、5位ブラウン。小塚は6位、7位アーロン、8位ガチンスキー。わずか0.02差で9位キャリエール、8位まで世界ランクのポイントがつくので、この差は大きかった
4戦終了したが、ファイナル進出が決まっているのは28ポイントのフェルナンデス1人だけ。2番目が20ポイントで、26ポイントや24ポイントがまだ出ていない。第5戦エリックボンパール杯で、町田樹がファイナル進出を決めるか?期待
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