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GPS2014スケートカナダ女子フリー

2014年11月05日 15時56分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ(GPS)2014第2戦スケートカナダ女子フリージャッジスコア)。ライブストリーミングで見る予定が、パソコンのトラブルで見損ねて^^; ようやく録画を見た。

ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン) SP:44.66(12) FS:95.01(9) 合計:139.67(11)
 「サンセット大通り」♪ 真っ赤な衣装も似合う 美しいステップやスケーティングの魅力はたっぷり。ジャンプはフリップとトウループが2回転に。コンビネーション/シークエンスが2つしか入らず・・・中国杯では立て直したい。

ブルックリー・ハン(オーストラリア) SP:51.55(11) FS:95.25(8) 合計:146.80(8)
 ジェイ・チョウ「言えない秘密」♪ 赤の衣装が2人連続 2週連続の試合出場で少し疲れたか、ジャンプはダウングレードが2つ、回転不足が1つ。でもステップはいっそうドラマチックになった。「スピンのポジションがどれも美しいです」(解説・織田信成氏談)。
 合計スコアはスケートアメリカのほうがよかったが、順位は8位と上昇

キム・ヘジン(韓国) SP:52.18(10) FS:91.25(10) 合計:143.43(9)
 「ラプソディー・イン・ブルー」♪ 曲に合わせて衣装はブルー。ルッツとフリップで回転不足、転倒したルッツはダウングレードと、クリーンに下りられたジャンプは多くなかったが、全体の雰囲気はよかった。終盤ダブルアクセルからの3連続コンビネーション、本来は2回転トウループ+2回転ループらしいが、その前に2回転トウループを2本跳んでしまったので1回転にしたのは好判断だったかな。

ジュリアン・セガン(カナダ) SP:52.74(9) FS:84.21(12) 合計:136.95(12)
 バッハ「ゴルトベルク変奏曲」など♪ サイドに少し寄せたポニーテールがおしゃれ。音数の少ないピアノ曲、穏やかな声の女性ボーカルにのって、うまく雰囲気を作りながら滑る。ルッツで2回転になったり後半は転倒、3-2-2予定が3-1-1など、ジャンプはもう一歩な感じ。フリップのエッジにeがついたのも、女子シングルをやっていく上では課題になりそう。

コートニー・ヒックス(アメリカ) SP:56.36(8) FS:118.15(4) 合計:174.51(4)
 「アンナ・カレーニナ」♪ ローブデコルテ風のオフホワイト。力強いスケーティングでスピードにのって、安定したジャンプを次々繰り出した。ジャンプを跳ぶ前に左からと右から、2回振り返って位置を確認するのがなんだか気になる 見事自己ベスト更新。

アレーン・シャルトラン(カナダ) SP:57.06(7) FS:99.16(7) 合計:156.22(7)
 「ドクトル・ジバゴ」♪ 冒頭に3回転ルッツ+1回転ループ+3回転サルコウをしっかり決めたが、フリップがエッジエラーのeと回転不足の両方で基礎点が5.3から3.7に下がってしまった。両足着氷や回転不足があちこちで^^; しかし勢いよく最後まで滑りきった。

ヴェロニク・マレー(カナダ) SP:57.45(6) FS:84.80(11) 合計:142.25(10)
 「ファニー・ガール」♪ ほんわかした雰囲気がいい 少し動きが重い感じで、2回転や転倒が続いてしまった。ジャンプが安定したプログラムでもう一度見たい。

本郷理華 SP:59.10(5) FS:112.37(5) 合計:171.47(5)
 「カルメン」♪ 166cmで手足が長くて、カルメンにぴったり 冒頭の3回転フリップ+3回転トウループから、びしばしジャンプを決めていく。「ハバネラ」でのステップも妖艶に、終盤コレオシークエンスはダイナミック。ストーリーの主役をしっかり演じていた。
 冒頭3回転トウループの回転不足、ルッツのエッジeが惜しいけど、どんどんよくなりそうなプログラム。堂々の自己ベスト更新

宮原知子 SP:60.22(4) FS:121.53(3) 合計:181.75(3)

 「ミス・サイゴン」♪ 今日もコーチとおでこをコツンしてから登場。ゆったりと滑り出し、まず3回転ルッツ+3回転トウループから、危なげなくジャンプを決めていく。戦いのさなかを懸命に生きる姿をイメージさせるステップ、女性ボーカルが入ると物語の世界に引き込む。スケールの大きいスパイラルから柔らかな動きのコレオシークエンスはGOE1.10。得意の逆回転コンビネーションスピンでフィニッシュすると、観客が総立ちとなった
 回転不足2つ、フリップのエッジに!がついたのがちょっと口惜しいけれど、見事な演技 ちょっと泣けちゃう^^;

アリョーナ・レオノワ(ロシア) SP:62.54(3) FS:101.61(6) 合計:164.15(6)
 「Asi se baila el Tango」「Otono Porteno」♪ 映画「レッスン」からのタンゴ。真っ赤なルージュが似合う大人になった。ジャンプはやや安定しなかったが、雰囲気は出ていた。コレオシークエンスを中盤に、ステップを終盤に持ってきていたが「ちょっとスピードがないですね」(解説・織田信成氏談)。体力がきつくなる終盤にステップを行うのはなかなか大変なのかも。

アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:63.86(2) FS:122.14(2) 合計:186.00(2)
 「ムーラン・ルージュ」♪ こちらも赤で決めている。音楽の盛り上がりに力強い滑走を乗せていくだけで見せる迫力、経験に裏打ちされた強さを感じる。ところどころ回転不足はあったがジャンプの出来も悪くない。ステップで一瞬静止からまたスピードを上げていくあたりも上手い。

アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) SP:65.28(1) FS:126.53(1) 合計:191.81(1)
 「火の鳥」♪ ジャンプの安定感は半端ない^^; 3回転ルッツ+3回転トウループに加点1.30 ステップでレベル4が取れるのも強い。フリップのエッジにeがついたのと、キャメルスピンで少しふらついた以外、減点される要素がなかった。

 結果、ポゴリラヤがGPシリーズ初優勝、2位ワグナー、宮原が3位でGP初の表彰台。4位ヒックス、本郷も5位と健闘。よかった
 あっというまに、もう中国杯が明後日から。忙しい^^;


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