鱈レバ

　「鱈は北海道！レバは肉屋！」（田辺聖子の小説の主人公が、愚痴りたくなる自分を戒めるときにいうセリフ）
　こうだったら、ああすれば、と仮定の話をうだうだ考えてると誰かに言われそうだ。
　バンクーバー五輪、昨日のフィギュアスケート・女子フリーのことを、一夜明けてまた考える。
　フィギュアスケートの滑走順、順位点方式の時代ほど影響は大きくなくなった。でも、全くないというわけではない。特に今回のような凄い勝負では、、、
　グランプリシリーズでは、ショートプログラムでその時点での世界ランキング下位から、フリーはSP下位からということになっているようだ。大会によっては、SPの滑走順はランキングに一切関係なく抽選で決める場合もある。
　今大会、SPは出場30人をランキング下位から5人ずつのグループにして、各グループ内で抽選したようだ。フリーも、SP下位から6人ずつのグループで、またグループ内で抽選。純粋にSP順位の下から上という順ではなかった。
　もし、単純にSP順位の下から上だったら、最終グループは①長洲②フラット③安藤美姫④ロシェット⑤浅田真央⑥キム・ヨナの順だった。真央ちゃんが先に滑れていたら、、、と、つい思ってしまう。
　そもそも、SPで上位につけているほうが多少なりともアドバンテージがあるのだから、プレッシャーが大きい後の順になってもいいと思うんだけど？
　さて、世界選手権ではどうなるだろう？