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帰ってきた2

2005年04月09日 02時25分19秒 | Weblog
 久しぶりに日本で暮らし始めて気づくことはいろいろある。
 例えば電車の中。不思議なくらい、静かだ。みんな携帯は持っていて、せっせとメールを打っているが、電話で話す人がほとんどいない。たまに話している人は明らかに仕事上やむを得ない会話だけだ。「今晩どこでご飯食べる?」「今、銅鑼湾なんだけどさ~」なんて電話を地下鉄でもバスでも歩きながらでも(なんかブツブツ一人で喋ってるこの人、頭おかしいんじゃ?と思うと、ピンマイクとイヤホンで電話してる人なのだ)している香港人には、きっと信じられないだろう。静か過ぎて落ち着かないんじゃないだろうか。
 個人情報保護法が施行されて、なんだか各種手続きがさらに複雑になったようだが、本人確認が保険証でできてしまうのは、いささか心もとない気がする。記載されている人間が確かに存在することは証明できても、住所の証明になんかならないはずだ。本人が書き込めるのだから。
 香港だと銀行からのお知らせや公共料金・クレジットカードの請求書が住所証明の手段として利用される。身分証明は、11歳以上の住民全員が携帯を義務付けられているIDカードでできる。一度誰かに発行したIDカード番号は、永久にその人のものなので、居住ビザが切れてもIDカードは無効にならない。
 そうそう、日本では何かと印鑑を押す。私はよく印鑑を忘れて、出先で三文判を買う羽目になる。サインで済むほうが便利かもしれないが、毎回同じように書けるようになるには修練を要する。クレジットカードのサインはそんなに厳しくチェックされないが、銀行のサインはちょっと緊張する。
 長男が寮に入って、寮内で買い物をするとき、伝票に判を押すらしい。「印鑑の紅が必要」とメールをよこした。紅、、、それは印肉って言うんだよ~。ちなみに彼が持っていった判は、香港日本人学校卒業記念にPTAから贈られた、Tang'sの印鑑である。
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