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北京五輪団体男子SP

2022年02月04日 12時24分13秒 | フィギュアスケート

 北京オリンピック・フィギュアスケート団体戦がいよいよ始まる・・・
 団体戦男子ショートプログラムジャッジスコア)。

パウル・フェンツ(ドイツ) SP:68.64(9)
 「Wire to Wire」♪ グレーのグラデーション。冒頭のトウループが変な3回転になってしまった。3アクセル頑張り、3ルッツには3トウがもう使えないので2トウをつける。ペアがコロナ感染で出場できなくなってしまったので、正直モチベーションが上がってなかったかもしれない。

ロマン・サドフスキー(カナダ) SP:71.06(8)
 「Breath For Me」♪ 紺に水色のライン。4回転サルコウが途中で開いて下りてしまった。3アクセルはスムーズ。3ルッツの着氷で傾き、なんとか2トウを付ける。キャメルスピンのドーナツ姿勢など、スピンの姿勢の美しさが際立つ。

ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:76.77(7)
 「Baby Did A Bad Bad Thing」♪ 白T赤シャツ。最後の五輪、初めて団体戦に出場する。冒頭のサルコウは2回転に 3フリップ+3トウ、3アクセルと余裕を持って入り、フライングシットスピンの入りも鮮やか。スピード感のあるステップで颯爽と足さばきを見せた。

金博洋(ジン・ボーヤン JIN Boyang) SP:82.87(6)
 「グリーン・デスティニー」♪ グレーにストーンで模様。4ルッツ+2トウ、やや詰まったがしっかり決める。4トウで転倒したが、3アクセルは高さも十分 パーカッションのパートでスピードをつけてスピンに入っていく。スピンでもしっかり見せられるようになったあたり、大人になったと感じる。

マルク・コンドラチュク(ROC) SP:95.81(3)
 「Magnificent Century」♪ 赤紫に金と青。4トウ、3アクセルとこらえ気味だが決めてくる。後半4サルコウ+両手上げ3トウが一番きれいに入った。きびきびとシャープな動きのステップ、音とぴったり合わせて止まったり走ったり、見事

宇野昌磨(日本) SP:105.46(2)
 「オーボエ協奏曲」♪ 赤に黒をあしらう。しっかりと氷を捉えながら滑り出し、4フリップ、4トウ+3トウと滑らかに決める 後半3アクセルもばっちり 曲調が変わったところから、丁寧で音とシンクロしながらスケートらしいステップを刻んでいく。スピンも速さと安定感、全体に堂々としていて安心感のある演技。チーム日本の先陣を切って、素晴らしいパフォーマンス
 自己ベスト更新

モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:92.37(4)
 「Tout l'universe」♪ 黒に赤ストーンで模様。4サルコウ+3トウ、さらっと決める。3アクセルはややこらえる着氷。後半4トウも軽やか ジャンプが良かったので、ステップも伸び伸びと、片手側転も颯爽とこなしていた。

ネイサン・チェン(アメリカ) SP:111.71(1)
 「ラ・ボエーム」シャルル・アズナヴール♪ 白T黒ジャケ。少し長く静止して曲を聞いてから滑り出す。4フリップ、3アクセルときっちり入り、後半4ルッツ+3トウも余裕。「ステップの足元がきれい」と解説・本田武史さん。
 渋い曲なので、もう少し洒脱な雰囲気が出せると完璧

ダニエル・グラッスル(イタリア) SP:88.10(5)
 「ヌレエフ(The White Crow)」♪ グレー系。4ルッツ、しっかり高さを出して下りる。コンビネーションジャンプは3ルッツ+3トウで問題なく、3アクセルは下りてイーグルに繋げる。ルッツのエッジが「フラット気味のような」で!が付き、GOEが少し引かれた。
 得意の左の肩越しにエッジをホールドするキャメルスピン、ステップでも惹きつける力がある。ジュニアの頃から見ているが、すっかり大人になった

 結果、1位アメリカ10ポイント、2位日本9ポイント、3位ROCで8ポイント。ジョージア4位7ポイント、イタリア5位6ポイント、開催国中国6位5ポイント。前回平昌五輪優勝のカナダは8位3ポイントと出遅れた。
 この後、12:35からアイスダンス・リズムダンス チームKOKO、頑張れ~~~


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