2014年雨傘運動のときは、経済の混乱を招く事態に反発する人も少なくなかった。大学生が中心の運動に、自分とは関係ないと距離を置く人もいたようだった。
今回のデモは、少し違う。容疑者引き渡しを許すということは、香港政府が香港住民を守らなくなるということだ。少なくとも、香港住民はそう思っている。
かつて山口文憲の「香港旅の雑学ノート」に「大人の3人に1人は何らかの形の難民だという」と書かれた香港。戦後の混乱、文化大革命、天安門事件。様々な困難から、逃れてきた人は少なくない。
その逃れてきた場所が、安住の地ではなくなるかもしれない。。。普通に真っ当に暮らしていたら、容疑者になったりすることはないだろうって? それが信じられないことを、最近ひしひしと感じているから、この反発なのだと思う。
どうなるだろうか・・・
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます