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始まりは3.11

2020年05月08日 00時36分00秒 | スポーツ

 日本スケート連盟が公式Twitterで、選手たちのメッセージ動画をアップするシリーズ「skate forward!明るい未来へ」。ラストは羽生結弦選手の「2011年3月11日から今までの僕とプログラムたちの道のり」として、「ホワイト・レジェンド」から「SEIMEI」まで、歴代のプログラムの冒頭部分をジャージ姿で見せてくれている。
 冒頭だけでどんなプログラムだったか思い出せるが、振付って細かいところまで本人は覚えているものなんだ、と感心 滑っていた当時より、いっそう繊細に表現しているようだ。
 2010/2011シーズンまでの羽生選手は、ノービス時代から期待のホープ。全日本ノービスBで優勝・2位、ノービスAで3位・優勝。全日本ジュニア2連覇。ジュニア2年目は、出場したジュニアの大会全てで優勝する無敵ぶりだった。シニア1年目はNHK杯4位・ロシア杯7位・全日本4位・四大陸2位と、最初のシーズンとしては順調なところ(本人の理想はもっと高かったかもしれないが)。
 3.11がなかったら、競技への向き合い方が違ったかもしれない。ここまで突き詰める選手ではなかったかもしれない。ある意味、3.11があったから、選手として新しいスタートを切ったのではないだろうか。
 3つに分けた動画の長さを合わせると、311秒になるそうだ(記事)。編集にも祈りが込められた動画はこちら。(参照 ウィキペディアよりプログラム使用曲

 新型コロナウイルスが終息して、自由にスポーツの大会が行われるようになって、羽生結弦の滑りを会場で見られる。その日の喜びを思い描いて、日々を過ごしていこう
 

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