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2014年全日本フィギュア女子フリー

2014年12月28日 21時28分13秒 | スポーツ

 第83回全日本フィギュアスケート選手権女子フリージャッジスコア)の地上波放送。第2グループまでに滑った選手は放送なし。

#14 坂本花織 SP:57.81 FS:109.65 合計:167.46
 「ロミオとジュリエット」♪ 最初の3回転フリップ+3回転トウループから、高さも流れも申し分ない。所作の細かいところはまだ幼いけれど、安定した基礎技術があれば今後は楽しみ。

#15 今井遥 SP:56.95 FS:101.08 合計:158.03
 「ジゼル」♪ 柔らかな表情と愛らしい所作の指先は変わらず。サルコウの着氷が安定せず3連続にできなかったが、後半のサルコウに2回転トウループをつけることはできた。

#16 村上佳菜子 SP:57.55 FS:110.74 合計:168.29 
 「オペラ座の怪人」♪ トウループ3-3が入り、ステップの動きもいいように見える。ループでステップアウト、フリップが1回転に。解説・荒川静香さんは「身体が大きくなるとジャンプで遠心力が強くなり、回りすぎることがある。それを抑えるために足りなめに下りてくるのが癖になっているかもしれない」。
 今シーズンが終わったら、じっくりジャンプを基礎から作り直したほうがいいのか、、、

#17 木原万莉子 SP:57.57 FS:106.01 合計:163.58 
 「ナザレのマリア」♪ 最初のフリップが2回転に、ルッツが回転不足になったが、その後はきれいなスケーティングの流れの中でジャンプを跳べている。ダブルアクセル+3回転トウループが2つ、得意なパターンらしい。
 ちょっと涙を浮かべたのは滑りきれた嬉しさかな。

#18 新田谷凛 SP: FS:95.90 合計:150.59 
 ニーノ・ロータ「ロミオとジュリエット」♪ シングルに抜けたいくつかジャンプがあって、本来の出来ではなかったが、曲の世界を表現しようとする意欲は伝わった。

 そして最終グループ。

#19 本郷理華 SP:66.70 FS:121.93 合計:188.63
 「カルメン」♪ しっかりと高さを出した3回転フリップ+3回転トウループから、おおむねどのジャンプも余裕を持って着氷。目力を使いながらのステップはちゃんと音を捉えている。予定通りのジャンプを跳びきり、力強いコレオシークエンス。終わって両手でガッツポーズ

#20 樋口新葉 SP:64.35 FS:117.47 合計:181.82
 ガーシュイン「ピアノ協奏曲ヘ調」♪ 最初のルッツが1回転に抜けたが、ダブルアクセル+3回転トウループの高さといったら! 後半ルッツでオーバーターンしながら3回転トウループを入れる根性が凄い。
 いつもよりつなぎでの表情が硬いというか、スピードに乗り切れてない感じもあったかな?
 終わった直後は口惜しそうだったが、キス&クライでは笑顔でサムズアップ インタビューではまた悔し涙、「自分の思ってるように滑れなくて口惜しいです」。来年頑張ろう!

#21 永井優香 SP:58.00 FS:110.55 合計:168.55
 「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ ルッツのコンビネーション2つを鮮やかに決めた! フリップが1回転に。コレオシークエンスのスパイラルが伸びやかで気持ちいい。後半ダブルアクセルからのコンビネーションは通常3連続だが、セカンドの3回転トウループで両足になって2連続止まり。全体としては彼女の持ち味が出せたプログラム。

#22 中塩美悠 SP:60.07 FS:98.36 合計:158.43
 「タンゴ・デ・ロス・エクシラドス」♪ 冒頭のルッツで転倒、ループが2回転になったが、ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループの3連続が入って落ち着いた。3回転サルコウ+ダブルアクセルのシークエンスを、ダブルアクセル+3回転トウループに変更。コレオシークエンスは悪くなかった。
 「緊張していたのか、開始のときSPのポーズをとってしまった」(解説・荒川静香さん)。あらら^^;

#23 加藤利緒菜 SP:58.10 FS:107.43 合計:165.53
 「ピアノ協奏曲第3番」♪ ブルー系で孔雀の羽の模様のような衣装。かなり構成を変えて挑んだ。3回転フリップ+3回転トウループ、後半ダブルアクセル+3回転トウループなど、しっかり決めていく。ルッツは両足着氷っぽかった? ほぼミスなく滑りきったのは偉い。
 スピードはあまりなかったかな・・・ 得点があまり伸びなかったのは回転不足か・・・

#24 宮原知子 SP:64.48 FS:131.12 合計:195.60
 「ミス・サイゴン」♪ 構成を変えて、最初にルッツから3連続コンビネーションを跳び、後半にダブルアクセル+3回転トウループを2つとしたのが大成功。いっそう洗練されてきたステップ、しっとりと見せるスパイラルのコレオシークエンス。指先や首の角度、顔の表情も豊かに演じていく。ノーミスの演技で最終滑走を締めくくり、大喝采
 新女王に相応しいパフォーマンスだった。

 結果、優勝は宮原知子、2位本郷理華、3位樋口新葉。4位永井優香、村上佳菜子が5位、6位坂本花織。
 樋口新葉は、42年ぶり13歳優勝はならなかったが、初出場で表彰台。「来年までにアクセルを決めたい」トリプルアクセルを跳べるようになったら、いよいよ伊藤みどり2世になるか

 代表選手についてはまたあとで。

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フィギュアのギモンあれこれ

2014年12月28日 19時07分51秒 | スポーツ

 2014年全日本フィギュアスケート選手権、女子SPと男子フリー書きかけで止まっている。ジャッジスコアがまだ出てなくて、詳しいことがわからないので書きづらい^^;
 昨夜は隣で観戦初心者のつれあいが見ていたので、なんだか落ち着かず(笑) 「え、そこから?」というところから説明しなくちゃならなかったりする。
 女子SPの途中で帰宅して見始めたので、第4グループの村上佳菜子を見逃したつれあい。順位が9位なのを見て、「ダメだったから放送されないのか」という。
 「早い順番をドローで引いたから」と言ってもまだわからない。「シード選手に東日本と西日本の上位を加えた12人を第4・第5グループとして、抽選で順番を決める」と説明して、ようやく理解した。
 男子のフリーでは、最終の村上大介選手がジャンプにミスが出て、コンビネーションがほとんどできなかった。私がそういうと、「加点がつかないし」という。「いや、加点のつくジャンプもあるでしょう」と私が言うと、また???の顔。
 どうやら、器械体操のようにジャンプをつなげると加点がつくものだと思っていたらしい。「+3~-3の間で評価する」と説明すると、「じゃコンビネーションは点数2倍?」
 ・・・2倍とは限らないけど、ジャンプ2つとか3つ分になるわけですね

 女子フリーの放送が始まる。今夜はつれあいが出かけてるので、じっくり見よう(爆)

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