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オグシオの小椋久美子が引退

2010年01月12日 23時42分45秒 | 
 こみあげる涙をこらえながら、小椋久美子選手は会見していた。
 腰痛や体調不良に苦しみ、治療の効果がなかなか上がらず、練習に復帰してもまた体調を崩すことが多かったこの1年。ストレスから慢性胃炎もあったそうだ。
 「悩んだ末に出した答えなので、引退に対して迷いはないし、悔いはない」「バドミントンを続けてこられてよかった。今は感謝の気持ちでいっぱいです」
 潮田玲子との「オグシオ」ペアを解消してから、次のパートナーがなかなか決まらなかったのもつらかったようだという。
 「オグシオ」ペアは、高校生のときジュニアナショナルチームの合宿で始まる。高校卒業後の進路に迷っていた潮田を、小椋が口説き落としていっしょに三洋電機に入社して、本格的にペアになった。その潮田と離れたとき、小椋のダブルスは方向が失われたのかもしれない。
 NHK「スポーツ大陸」で、厳しいトレーニングを必死にこなす小椋の姿を思い出す。勝つために、がむしゃらに、頑張っていた。強くて、カッコよかった。
 あらためてアップの顔を見ると、しみじみ美人 整った顔立ち。可愛い系の潮田とタイプが違うところが、さらに人気につながったかも。日本が世界的にかなり強かったのに(ユーバー杯に優勝したことがある)、世間的にはマイナーだった(いまだにバドミントンじゃなくてバトミントンと表記されることがある)競技が、一気に認知されたのはオグシオのおかげ。協会のお墨付きで写真集が出版されるなんて、昔だったらありえなかった・・・
 社員として三洋電機に残るそうだが、そのうちコーチとか監督になる日がくるのかな。
 今は、お疲れさまと言っておこう
コメント (2)
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