Thank you for the music

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張敬軒(ヒンズ・チョン)「My 1st Collection」(出身:中国 活動:香港)

2008年01月10日 01時42分52秒 | CD紹介
 初めてのベストアルバム。この人は厳密に何年のデビューになるのかよくわからないんだけど^^; 大陸版の「HINS MY WAY」は2002年には出ていたようだ(香港版は2003年)。呉浩康(ディープ・ン)あたりはデビュー時期が近くて仲良しらしい。
 Disc1は広東語、Disc2は北京語曲が中心。本格的に広東語で歌い始めたのは一昨年あたりからだから、全体にDisc1のほうに新しい曲が多い。ただ、通して聴いて昔の歌が今より下手かというと、そうでもない。歌い方や発音に意味なくカッコつけてるところがあったけど(笑)
 一応ヒット曲が網羅されてるが、「不要」などロッカバラードっぽい曲も入れるかと思ったら、全然なし。逆に「分手前的雨天」や「如果我」みたいなバラードを入れたのは意外。本人はこっちのほうが好きだったのか~。私としては「Paris」とか「第二次愛你」のボサ系も入れて欲しかったな
 「MY WAY」「孤單公園(公園前)」「HURT SO BAD」と気に入った曲はみんなリミックスも収録 リミックスって普通、ボーカルトラックは通常版をそのまま使うと思うけど、どうも違うバージョンに聴こえる。何通りか録ったうち、使わなかったけど本人は惜しいと思ってたのを引っ張り出してきたかな
 Disc2の最後の3曲は、王[艸/宛]之x張敬軒903idclub拉闊演奏廳から。音だけで聴いてもなかなかよい。
 DVDはソロライブから。トークの広東語がめっちゃ速くなったような気がする^^; 後輩の關楚耀(ケルヴィン・クヮン)と歌った「餘震」はアップテンポのアレンジ 「酷愛」を歌ってる間にサプライズゲスト(誰かは見てのお楽しみ)、真っ赤なバラ一輪を受け取ってハグして握手して手の甲にキスして、その間歌は途切れず。
 孫耀威(エリック・ソン)と「思前戀後」を歌うと、ヒンズの歌い方はある種噛んで含めるような丁寧さがあって、「あ、この歌はこういう歌で歌詞はこうだったんだ~」とあらためて頭に入ってくる。ずーっと噛んで含められたら重たいかもしれないけど^^;他人の曲を歌うときの歌い方としては、いいかもしれない。
 アップテンポの「熱愛島」や「心花怒放」なんかは、もうちょっと軽やかに歌えるといいんだけどな~。“紅館個唱”(香港コロシアムでソロコンサート)に向けて、いろいろなタイプの曲を試してるんだろう。って、結局いつやるの(王[艸/宛]之とジョイントってのは、もうなさそうだし)
 衣装は前半ベージュっぽいスーツなんだけど、パンツ丈が短いデザインで、チェックのソックスがポイントらしい、、、椅子に座って歌うときは足が見えちゃう(笑)(どうもこの子の服装センスは
 後半は白タンクトップに黒のベストを合わせて多少ワイルドに。少し肉がついた? なんか腕が逞しく見える。もうすぐ27歳、そろそろ大人になってきたかも。
 デビュー当時からのファンにとっては、これまでの道のりを振り返るベストアルバム。逆に今まで彼の歌を知らなかった人が聴くとどんな印象を持つんだろう? DSDで音も良いので、お勧めしちゃおう

 
コメント
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