Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

K-POP ALL STARS IN JAPAN 2005

2005年11月22日 16時43分02秒 | Weblog

 19日(土)、上記のコンサートに行ってきた。日韓国交正常化40周年を記念したイベントで、12組のアーチストが6組ずつ、ハナ組とドゥル組の2つの班に分かれて、19・20日の二日間、昼・夜と合計4回のステージ。私が見たのは19日昼のハナ組公演(なんて書くと宝塚っぽい^^;) 私のお目当ては初体験!に書いたようにソン・シギョンだが、フィソンも大好きだし、友人がキム・ボムスのファンなのでこれも要チェックである。(ドゥル組のZEROClazziQuaiProjectが気になったが、さすがに2公演続けては体力と財布に厳しいので自重した。)
 最初に出てきたのはR&Bダンスクイーンと呼ばれるLexy。元気一杯でスタートからエンジン全開で(オバサンは一瞬ノリそこねたが)、けっこうファンらしき人々が前のほうへ出て行ってガンガンのってたので、本人は嬉しかったんじゃないかしら。
 2人目はナ・ユンゴン。実はお恥ずかしいことに、私はこの人を元・Brown Eyesのユンゴンのことだと思い込んでいたが、違いました~(ハングルからするとこの子はユングォンのほうが近いかも)。昨年9月デビューの新人さんだが、プロデューサーがソン・シギョンを育ててきたキム・ヒョンソクということで、オーソドックスでてらいのない素直な歌い方に好感が持てた。ルックスは・・・孔令奇(ジェフリー・コン、孔子の子孫にあたるアメリカ華人歌手)を韓国人にしたような感じ^^; CDを検索したら新譜EPのジャケではメガネをかけてて、また違う印象。
 3人目はキム・ボムス。ドラマ「天国の階段」主題歌で日本では知られているそうだ。壁にびんびん響く声量に圧倒されるが、トークは気さくで、ハワイ公演で現地のファンがいっしょに歌ってくれて嬉しかったと語っていた。前に蘇永康ファンの間で「似てる?」と話題になったのだが、、、似てる、微妙に
 4人目は唯一バンドで演奏のホン・ギョンミン。「韓国のリッキー・マーティン」と呼ばれるそうだが、もうちょっと地味。むしろ、陳冠希(エディソン・チャン)がもっと成熟したらこうなるかな?という感じだ。ストレートなロックでぐいぐい押すかと思えば、「世界に一つだけの花」を一生懸命日本語で(カンペを見ながら、明日も使うと言って自らカンペを持って帰った)歌ってくれる。MCは覚えた日本語を言おうとして出てこなくて、手振り身振りを交えてしまうのが微笑ましい。ステージマナーの良さで他のアーチストたちにも尊敬されているということだが、本人が楽しそうにしているのを見て、こちらも楽しくなってくるステージだった。
 5人目、フィソンが登場。「輝」という字をかたどったピアスがゆれる。動きがシャープでラップの切れもバッチリ。m-floと共演して、ツアーにも参加するそうだ。「I am missing you」「アンデナヨ」2曲のバラードは包み込むように歌ってくれて、生で聴けてよかった~~~と感激。「最後の曲は・・・」と言いかけたところで観客が「え~~~?!」(「笑っていいとも」のテレフォンショッキングでお友達を紹介、と言った時にやるやつ)「・・・どうして?」習った通りに言ってるのに、なんで非難するような声があがるのか理解できず、思いきり戸惑っていた。(誰かが理由を教えてあげたら喜んだかな? 翌日も「え~~~?!」の声があがったかな?)「With Me」で踊って去っていった。
 いよいよ、ソン・シギョンの登場。「猟奇的な彼女」の映像と「I believe」のイントロに会場が沸く。髪型もめがねもいつもと変わらず、どことなく垢抜けきれないファッションも変わらず^^; 間近で見ると色が白くてほっぺがぽっちゃり、指でつんとつついてみたくなる。なるほど「マシマロ」なんてあだ名もあるわけだ。しかし背は高く、司会者が「僕が179.5cmあるんですけど、ほんとに背が高いですね」というくらい、ジャケ写で見るよりすらっとしている。1曲くらいアップテンポな曲とか、ボサノバかジャズ調の曲を入れるかと思ったが、みんながよく知っているバラード「僕に来る道」「君は感動だった」最後は新譜から「二人」。いつも胸の辺りに添えている左手を、ファンに向かって指先だけちょこっと振ったりするのが可愛いかった。いつまでもその中にいたくなる声だった。
 外で出演者の顔を白黒でプリントしたTシャツや、パンフレットなどを売っていた。Tシャツの顔の中にシギョンがあるのかどうか見ていたら、韓国人スタッフのお兄さんに「誰が好きですか?」ときかれた。「ソン・シギョンが好きなんですけど、この中にありませんね」「あ、はい、、、」「ヘソンMCモンファヨビ、ZERO、キム・ボムス、、、」と顔がある名前を挙げていったら「よく知ってますね~」と言ってくれた。でもシギョンの顔がないから買わなかった(ごめんね、高いんだもん^^;)。
 どの歌手も挨拶だけは日本語で一生懸命言ってくれる。「だいじょうぶですか」だの、「わかりましたか」だの、先生に自分が言われてるフレーズらしきものが出てきてしまうのもご愛嬌。やはり、すでに日本進出を果たした人、計画している人は日本語の勉強も進んでいるようだ。
 でも、トークを聞いていると、韓国語がいかに日本語と文法が近いかがわかってくる。ナ・ユンゴンのMC「○△★*キンチャン&$●□x、■○▽パクサ◎▼○△*」、韓国語は全然わからないのに「緊張してるから、たくさん拍手してくださいね」と言ってるのがわかってしまった。漢語やカタカナ語が拾えると、それだけで話題が何かは推測できるのだ。NHKハングル講座は挫折してるんだけど、もう1回やってみようかしら。そうそう、ハナとドゥルは漢数字ではない固有語で一(ひとつ)と二(ふたつ)のこと。だから、ハナ組とドゥル組は“ひい組”と“ふう組”ということになるかな?
 こちらに画像付きレポが出ています。
 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする