AKB48の旅

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「ラブラドール・レトリバー」MV

2014年05月24日 | AKB
「ラブラドール・レトリバー」

一言で言い切ってしまうのも何だけど、なんか全体を通してメリハリがない印象。いちおう水着が売りなんだろうけど、人大杉な上にダンスも緩い感じな上にフリが揃ってないという三重苦、と言うのは言い過ぎか。犬とメンバーの関係とか、渡辺麻さんの設定とか、いろいろ謎ではあるんだけど、その謎に心引かれないという。投票権付きなんで手抜きしたとは思いたくないけど。

「今日までのメロディー」

面白い。引き込まれる。比較とかしてはいけないんだろうけど、表題曲と比べても、なんか力の入り方が違う感じ。大島さんの思い出巡りという趣向なんだろうけど、n3bと合流しての日本青年館。さらに主要メンバーが合流しての東京ドーム。さらにさらに同期の卒業メンバーも顔を出す。作り込みも細やかな感じで、大島さんの卒業曲に相応しい、素晴らしいできだと思う。

「愛は気まぐれ」

チームAメンバーのキャラ設定を生かした演出で、全員に見せ場を与えるという、ある意味MVとしては理想的なできじゃないかな。しかも、表題曲を差し置いてのシネスコサイズというのは、ま、そういうことなんだろう。

「愛しきライバル」

こちらもシネスコサイズ。スパルタンという表現であってるのかどうか分からないけど、かっこよさが強調されてる。映像自体も、彩度の低い硬質な絵作り。以前からチームKではこの傾向があるようで、これがチームKカラーということなんだろう。いちおうチームの団結をテーマにしてるみたいだけど、これだと松井Jさんと山本さんがひときわ引き立つ感じで、この二人の「強さ」が強調されることに。それでも、それで良いと言うことなんだろう。

「Bガーデン」

新「チームB推し」相当なのかな。にしては何かが足りない感じが。単なる気のせいかも知れないけど、なんか思い入れというか愛情が伝わってこないような。

「ハートの脱出ゲーム」

これは困った。いちおう歌詞にかこつけてのシナリオと言うことなんだろうけど、謎解きからの特典映像、そしてスペシャルプレゼントという展開は、なんかMVの範囲を逸脱し過ぎてるような。そこはMVじゃないだろうな部分を外してしまうと、なんか空っぽな印象。いちおうMVなんだし、だからMVとして見るなら、あんまり面白くないかも。