AKB48の旅

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NHKEテレ「高校講座日本史」第4回「東アジアの動乱と国家建設」

2014年05月18日 | AKB
この隋唐帝国から白村江あたりが、勝手にいちばん危惧してた時代区分だったんだけど、完膚無きまでに無問題だった。私は何と戦ってるんだ状態。歴史的事実関係に関する限り、おかしな所は一切なかったというか、拍子抜けしてしまうしかない極めて通説に忠実な作りだった。もちろん例によって「歴史物語」的な要素は、いろいろアレだったけど、そこは通説がそうなんだから、仕方がないと言えば仕方がない。

ここら辺りから、資料の裏付けのある歴史になって来るからだろうか、それとも単に場馴れしてきたと判断されただけなのか、今回から向井地さん、土保さん、込山さんの台詞が、大幅に増えた印象。もちろん台本なんだろうけど、台本にしたって現場の空気は読むはず。高橋英樹氏が、聖徳太子の肖像の例のつもりで、旧1万円札を示したのに対して、3人とも「初めて見ました」な返答を返したところは、もしかしてアドリブかも。

例の「日出處天子」の件で、込山さんが発した台詞「わざわざ怒られるようなことは言わなくて良いんじゃないですか」に対する、高橋氏の返しの台詞「確かにそりゃそうですよね」はさすがに台本通りだろうと思うけど、ほとんど唯一このやり取りに、思いっきり深読みしての「未必の故意」を感じたかな。ここに見られる発想は、典型的な日本の常識は世界の非常識になってるし、現代人の常識は古代人の非常識にもなってる。