AKB48の旅

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前田敦子 1st LIVE [SEVENTH CHORD]

2014年05月22日 | AKB
速報は、指ヲタさんスゲーという感想しか持てないんで、ほぼスルーということで、置き忘れないうちに取り上げとくべきネタをば・・・。

4月3日のZEPP Tokyoでの前田さんのライブが、BSスカパーで放送された。まずは何と言っても、生バンドをバックに歌う前田さんの声が心地よい。最初は緊張気味だったんだろうけど、後半に向けてどんどん良くなって行く。画面に映る1階席の定員はオールスタンディングで2416人とのことで、一人で歌う前田さんを優しく包み込むような、そんな暖かいライブだったように思う。

そんな優しい雰囲気に満ちあふれてたからだろうか、「右肩」で感極まって歌えなくなる前田さん。続く「君は僕だ」を歌い終わってからも涙が止まらない。何を思ったのかは明らかだろうと思う。「思い出のほとんど」のような露骨さはないけど、「右肩」に込められてるのは、新堂本兄弟でのデュエットを持ち出すまでもなく、紛れもなく「あつみな」なんであり、そして過ぎ去ってしまったAKBの歴史そのもの。

決して失われることのない過去とともに、けれども今は一人の女優として、そしてソロ歌手として立ってる。そんな前田さん自身は、相変わらずあたかも内部構造がないかのようなシンプルな佇まいなんだけど、そんな見かけとは真逆のような「強い心」が、画面を貫いて刺さって来る。

ところでこれって、アンコールがカットされてるようなんだけど、なんで?

思い出すよ 今も…
恋と気づいた夏を…
トケイソウの花が
日向に溢(あふ)れた道

晴れ渡った空に
入道雲がもくもく
あっという間に増えて
なぜだか不安になったの
今いる場所と未来

あなたの右肩
私の頭を傾けて
ちょこんと乗せたら
それだけで安心した
しあわせよ

上手くいかなくて
つらく悲しい時は
そんな私の愚痴を
聞いてくれるだけでいい

夕立に降られて
民家の軒先で
そっと寄り添った2人
いろいろあるねって笑った
雨さえ楽しくなる

あなたの右肩
時には心を休ませて
心配があっても
いつだって楽になれる
ぬくもりよ

それぞれの空の下で
輝いてたあの頃 想うのかなあ

今でも 2人は
一緒に歩いてるみたいに…
あなたの右肩
私の頭を傾けて
ちょこんと乗せたら
それだけで安心した
しあわせよ

懐かしく 切なかった
ああ あの夏よ