AKB48の旅

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小林よしのり著「開戦前夜ゴーマニズム宣言RISING」

2013年05月01日 | AKB
上記、小林先生の近著で、「思い邪なる者に災いあれ~性意識のグローバリズム侵略」という一章を設けて、例の河西さんの写真集問題を取り上げてた。この件についての私自身の考えは既述だし、基本、批判的なスタンスは取らないんで、あんまり書けることもないけど、何と言うか、その論理展開には、微妙だけどある意味決定的な違いみたいのがあって、とても読み辛く感じられたかな。

この問題は、日本型アイドル文化と直結した問題だと、私などは考えるものだけど、小林先生はそこには触れていない。「アンチAKB」には言及してるけど、なんか意図的なのか無意識になのか、そこをすり抜けてる。読んでてなんともむず痒いというか、考え方が近いだけに、その一部だけをねじ伏せられるような、変形させられるような感触で、読み続けるのが辛くなると言うか。

まあ、別に何が正しいとか正しくないだとか、そんな烏滸がましいことを主張するつもりもないけど、こうなると、小林先生の「かわいい」概念についての考え方が知りたくなるところ。それとも私が無知なだけで、既にどこかで書かれてた?