AKB48の旅

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NHKEテレ「いじめをノックアウト」

2013年05月02日 | AKB
高橋さんがMCということで、録画してみた。いちおう第2回までを見ての感想というか、今後も見続けるかどうか不透明なんで、忘れないうちに取り上げとくことに。

http://www.nhk.or.jp/tokkatsu/ijimezero/

金曜の9:50-9:58の放送ということで、時間が時間だし、内容がネットと連動してある。番組中で問いかけがあって、ネット配信で一つの答えが提示される形ということか。どうやら、実際に小学3-4年生が見て、教材として使うことが想定されてるらしい。

いじめ問題を扱う番組に、高橋さんのMCは適任だと思うけど、番組を見てると、何とも微妙な違和感があることを指摘せずにはいられなくなる。

まず、第一回の最初のお題が、谷川俊太郎の詩というのがなんとも。これだけで私なんぞは、無駄に身構えてしまうぞ。実際、そんな内容だったし、高橋さんの反応も、ちょっと困った風に見えたし。

そしてなにより、出演してる小学生の表情や言葉が、不自然に「自然」なこと。具体的に書くなら、実際に、例示されてるような「ライトな」いじめに会ってる子は、あんなに快活だろうか。そして、小学生が、あんなに的確に語るだろうか。

それこそAKBのメンバーとかとは違って、テレビカメラを前にするというのは、やはり特殊な状況だろうし、そこで自然に振る舞うというのはなかなか難しいだろうし、話す内容が自身に対するいじめ、それがいくらライトなものだとは言え、小学生にしてみれば十分すぎるくらいに重い題材だろう。

そこにはどうしても「やらせ」と言うのは言い過ぎかも知れないけど、周到な準備、つまりは台本とリハーサルの影がちらつく。噂として聞く、NHKはどんな番組でも台本があって、入念なリハーサルがあるということだしね。

高橋さんのMC、そして問いかけに対する回答は、高橋さんらしさがよく現れていて、ここは台本があるとしても、高橋さんの考えがよく反映されてる感じ。逆にそこんところが、小学生側の作り物感を強調してしまってるような。ホント、こんなんでいいんだろうか。

批判的に書くつもりもないし、あんまり深入りはすべきでないとは思うけど、こんな内容を「教育」に使うというのが、どうなんだろうというか。NHKEテレ、大丈夫か?