AKB48の旅

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秋元康の外化、えっと、その3だっけ

2013年05月15日 | AKB
指原Pだけど、公開された「業務連絡」の文面から見て、インディーズとは言え、いよいよ実務として松村さんソロデビューのすべてを取り仕切ると思われるわけで、となると気になるのは、秋元氏による手取り足取りになるのか、それとも完全フリーハンドでやらせるのか、あたり。

こういう二項対立的な問題設定は、たいていはその中間辺りに答えが落ち着くものだろうけど、そこは秋元氏にしてさっしーなんで、なんとも予測がつかない。

曲については、既に井上ヨシマサ氏が手を上げてるんで、直接発注するのかも知れないし、秋元氏が適度に絞り込んだストック曲の中から、さっしーの構想に填まりそうなのを選ぶという形になるのかも知れない。そこにどの程度の「指導」が入るのか、それとも一切入らないのか。歌詞は指名されてるんで、指原P自ら書くのは確定だけど、ここにも「添削」が入るのか入らないのか。

いちおうインディーズデビューとのことなんで、質素な進行になる可能性もあるにはあるけど、やはりこれは、指原Pとしての本格的な始動なんだろうし、実態としては、秋元氏の持つリソースの引き継ぎと考えるべきなんじゃないか。と言うわけで、ここから「NHKBS 密着!秋元康2160時間~エンターテインメントは眠らない~」で描かれていた楽曲関連クルー、言わば「秋元組」との濃い付き合い、丁々発止のやり取りが始まることになるんじゃないか。この局面では流石に、秋元氏の助言が必要か。

以上のような流れになるとして、この一連の過程をぐぐたすとかで逐一リアルタイムで垂れ流したら、間違いなく面白そうだし、松村さんなら、こんなおいしい話を放っておくはずもないし、指原Pだって、そういう流れは望むところだろう。というわけで、そうなるんじゃないかと、小声でこっそり予測しとくことに。

さてと、かねてから主張?してきた「秋元康の外化」だけど、これでついに佳境に入ったと見なせるんじゃないか。高橋さんが広く交流を深めることで、おそらくAKBGの人事権はもちろんのこと、人脈、金脈を担っていくことになると推定されるのに対し、指原Pの分担はクリエイティブ方面ということが、これで確定することにならないか。

近い将来、もし高橋さんが卒業して運営入りしたとして、その役職名を田原総一朗氏の手前、秋元氏なら面白がって「総裁」あたりにしてしまいそう。そうなると指原Pは、晴れて総合Pを名乗れそうだけど、「総裁」との折り合いを考えると、チーフ・プロデューサー、あるいはエクゼキュティブ・プロデューサー辺りが落としどころなのかな。もちろん、そん時の秋元氏の肩書きは、「相談役」以外にあるだろうか。

いちおう「役職名」は、半分冗談で書いてるつもりなんだけど、だんだんと冗談には思えなくなってきたかな。この辺り、秋元氏の老後の人生設計とも取れなくもないけど、そんな予定調和は忌避しそうでもあるしね。