マジカル・ミスってるツアー

MMT社
猫と水どうとするめイカ面達との非常識の中の常識的日常

GOD DOCTER

2008-05-17 22:39:11 | ラーメンズ
「今度、これに出ようと思ってるの」

「知ってたよ。おまえが、××と携帯でしゃべっていたの聞いていたから」

「どうしたらいい?」

「お前の好きにすればいいさ」

「そーゆーの、ぃや!!」

「俺がすることじゃないだろう。お前の考えを尊重するよ」

「ソンチョーって?」

「おまえの好きにすればいいってことさ」

「だって、わからないんだもん。だから聞いているんじゃないの」

「少しは、考えたのかよ」

「うん、色々考えたし、他の人にも相談したけど、ぐちゃぐちゃになって答えが出ないの。あんたが一番分かってくれているし、信頼もしいてるから・・」

「・・・いつでもきつかったら等身大でガツンとぶつかってこいよ。お前を一生めんどーみてやるよ」

「声色使って、一昔前の兄貴キャラするの止めてよ」

「なんなんだよう。急に怒って」

「知ってるんだから・・。今度また、若い子使って違うチーム作ろうとしているんじゃないの?」

「・・・それは、お前、なんだよ・・そのーー、色々な仕事もしなきゃならないだろう?好きな事をする為には、それなりの我慢忍耐犠牲は必要なんだ」

「嘘付き!!あんたが、嫌いな仕事一切しない事知ってるもん!!」

「おい!!こっち向けよ」

「あっ!!イヤだけど、凄い力・・・」

「一言いいか」

「何?」

「公演中の新国立劇場の芝居、お前、すげーー頑張っているよ。一生懸命まとめようと努力している姿見ると・・俺泣けてくるよ。俺ならお前にそんな事は、絶対させない。お前は、俺にとってかけがえの無い最高の役者なんだ。何で、セリフ忘れた親父の世話しながら演技しなきゃならないんだよ。変だよ、完全に間違ってるよ。あんなので笑いとってどうするんだよ。お前が全然活かされてないよ。俺はお前が、不憫で哀れで惨めで・・」

「賢太郎・・あんたのその言葉が聞ききたかったのよ。嬉しい」

「仁・・」


注意:片桐仁は、使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使い下さい。
コメント (5)
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