イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

小保方さんの時に似ているような

2020-12-10 10:19:45 | 
 週刊朝日の週刊図書館のコーナー、斎藤美奈子さんの「今週の名言奇言」でとりあげたのは、
 マーティン・ファクラー『吠えない犬』双葉社
 副題は「安倍政権7年8ヵ月とメディア・コントロール」

 菅総理就任の際に、「秋田のイチゴ農家の出身」「集団就職」「ダンボール工場に就職」「苦学して大学を出た」「パンケーキが好き」などの情報を検証せずに伝えるのは<ただ皆で協力して新首相誕生のお祭りを盛り上げているだけだ>
 
 そういうことが書かれていました。

 その一方で、
 <「冷徹な権力者」の一面を報じなければ、国民に偏った情報しか与えないことになる>とも。

 生い立ちというのか、プロフィールというのか、その部分に関して小保方晴子さんのことを思い出しました。
 STAP細胞の研究。
 あの時も、STAP細胞以上に、割烹着スタイルで研究とか、ピンクの壁(研究室)とか、本質的でない部分が大きくクローズアップされていました。

 それとSTAP細胞に疑義が出たことは無関係かもしれないけれど、「吠えない犬」で指摘している点は、小保方さんの時の報道と共通しているように思ったのです。

 <安倍政権のおよそ8年間は、日本のメディアが崩壊していく8年間だった>という記述もあるのですが、小保方さんのSTAP細胞はその期間に含まれます。


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