畑や庭に咲く、フジバカマやブッドレアやシオンなどにやってきた、
アサギマダラ以外の蝶たちをご覧いただきましょう・・・
写真が多くなりますから、二回に分けてアップします。
今回は、ヒョウモンの仲間たちです・・・
畑のフジバカマにはたくさんのヒョウモンが集まります。
《クモガタヒョウモン♂》
お庭での初見蝶なので、トップバッターで登場です!
こちらへ引っ越してきて、訪問蝶の撮影をするようになってからは初見です。
(実際には、まだこちらへ引っ越す前の2008年に、この庭で一度出会っている…)
あまり見慣れない水玉模様のようなヒョウ柄で、しかも性標が1本だけ!
調べてみれば、クモガタヒョウモンの♂でした・・・
この蝶は、ブロ友さんのところで拝見してからいつかは出会いたいと思っていた蝶です。
黄色ブッドレアに、性標が1本のクモガタヒョウモン♂です♪
翅裏はこ~んな感じ♪
クモガタヒョウモンは、翅裏のモヤモヤとした模様を雲に見立てて名前が付いたらしいけど、
あまり新鮮な個体ではなかったので、雲の模様らしくはないですね。
(いつかはピッカピカのクモガタヒョウモンに出会いたい!…)
ミドリヒョウモン♂(右)とのツーショット♪
オオウラギンスジヒョウモン♀(右)とのツーショット♪
ミドリヒョウモン♂(左下)とオオウラギンスジヒョウモン♀(右下)とのスリーショット♪
《ツマグロヒョウモン》
暖地では普通種だと思うけど、当地ではまだ数が少ないヒョウモンなので、
飛来すると嬉しい蝶。今年は、やけにツマグロヒョウモンが多くて驚いている。
ツマグロヒョウモンの♂です♪
その名の通り前翅の先端(褄)が黒い、ツマグロヒョウモンの♀です♪
《ミドリヒョウモン》
後翅裏に3本の白線があるのが決め手、♂は性標が4本(3本だという人もいる)♪
その名の通り、こちらは緑色っぽい翅色の♀です♪
《メスグロヒョウモン》
その名の通り、ヒョウ柄ではなくて黒地に白いラインの♀です♪
ヒョウ柄のこちらは、性標が3本の♂です♪
(メスグロヒョウモンの♂と♀は色柄がこんなにも違って、まるで違う種のようですね…)
《オオウラギンスジヒョウモン》
閉翅姿がきれい~♪
こちらは♀です♪
《ウラギンヒョウモン》
こちらも♀です♪
ヒョウモンはそっくりさんが多いから、種名の間違いがあるかもしれません。
遠慮なくご指摘くださいね。よろしくお願いします・・・
今日の、お・ま・け
今年はヒョウモン類の訪問が多く、『求愛行動』があちこちで見られます。
(でも、恋が成就した後の交尾シーンはまだ見てませんが…)
まずは、『ミドリヒョウモン』の求愛行動です・・・
今年はミドリヒョウモンが本当に多い!
中庭の「オケラ」の花もお気に入りのようで、よく集まります。
ご機嫌で吸蜜している♀の背後から、♂が迫ってきた♪
地面に降りても、なお執拗に♂の求愛が続きます♪
次は、『ツマグロヒョウモン』の求愛行動です・・・
今年はいつになくツマグロヒョウモンの姿も多く、
フジバカマの花の中で鮮やかなオレンジ色がよく目立ちます。
♀のところに♂がやってきた♪
♂の求愛に対して、♀が交尾拒否をしている♪
「交尾拒否ポーズ」にズームイン♪
このツマグロヒョウモンに限らず一度交尾を終えた♀は、
その後求愛されると翅を広げて腹部を立て、『交尾拒否行動』をとります。
こちらは、ひとつの花で4頭が仲良く吸蜜です♪
(下方の蕾の向こうにアサギマダラ、中央にツマグロ♀とその奥が♂、右にはミドリ♂)
アサギマダラを呼ぶために植えたフジバカマですが、このように色んなお楽しみもいっぱいです♪
次はヒョウモン以外の蝶たち、訪問蝶2へと続きます・・・
うらやましいですがフジバカマの咲く谷は
豪雨災害で道路が通行止めらしいので行っていません。
今は私は彼岸花をどのようにしてPRするか考えています
神辺町観光協会さんがホームページに載せてくれ
ここ数日(本日は雨)広島からバスツアーや車で
来訪してくださいます。
出前教育も昨年の1000人はまだ見たいです。
一番上と、ツマグロヒョウモンだけかと思っていましたが、沢山種類があったのですね。
こちらにも、沢山いますが、またヒョウモンかと、
馬鹿にしておりましたが、これからは、気を付けてみますね。
本日は、アオスジアゲハです。
ハイ、今年の秋も良いチョウシで、たくさんのチョウが舞っています(笑)
今回は「オレたちヒョウモン族」限定ですが、
次回の2では色んな種類の蝶が登場しますから、お楽しみに〜!
…と言っても、普通種も多いのですが、
わたしのお気に入りの蝶だけは文章も入れて、写真枚数も多く紹介しますよ。
今年もたくさんのヒガンバナが咲いて、
堂々川も立派な観光名所となりましたね♪
ただ花の盛りになって雨が多い今年、なんだかもったいないです。
我が家のヒガンバナも、蝶の訪問を待たずに花が色褪せてしまいました。
ヒガンバナに来てくれたのはキアゲハが1頭だけ・・・
>彼岸花をどのようにしてPRするか考えています…
砂留も蛍もヒガンバナも、何でもかんでも自然さんのお仕事なのですね。
あまり無理をされませんよう、ご自愛くださいね。
ヒョウモンはたくさんの種類があり、
その上開翅姿はそっくりなものが多く、
種の同定にはいつも悩まされます。
翅裏はそれぞれの特徴がよく出ていますから、
なるべく開翅姿と閉翅姿の両方を撮るように心がけてはいるのですが、
なかなか思うようにはいきません・・・
きっとそちらでも色んなヒョウモンがいると思いますから、
できれば閉翅姿を狙ってくださいね!
そちらではツマグロヒョウモンは普通でしょうけれど、
当地ではまだ数が少ない蝶なのです。
…なので、ツマグロヒョウモンを見かけると嬉しくなって、
写真もいっぱい撮ってしまいます(笑)
アオスジアゲハ、きれいな蝶ですよね。
こちらでは生息してない蝶なので、いつも羨ましく拝見しています。
今年も来てくれてよかったですね♪
ミドリヒョウモン♀は白地の暗色型なので、黄色地のものも撮影されていませんか。当地でも通常型を見かけることが極端に減ったような気がしています。
♂の性標に関しては、私は4本派です。
メスグロヒョウモン♂は、前翅表前縁首筋のハの字黒斑が一番識別しやすいと思っていますが、いかがなものでしょうか。
残念ながら!間違いは見つかりませんでした。(^^ゞ
今はコメントいただける環境にあるのですね。よかったぁ〜
続きの「2」は速攻で更新しますから、よろしくね♪
そちらでのクモガタヒョウモンの出現、これは面白いですね。
…で、2018とは続かなかった・・・
色々お忙しかったから、たまたま出会えなかったってことなのでしょうね。
クモガタヒョウモンを恨んではいけませんよ〜
毎年たくさんのヒョウモンが来ても、クモガタヒョウモンに出会うことができず、
こちらには生息してないのかなぁ…なんて思ってました。
でも2008年には庭で撮影しているし、その後も近くの林道でも出会っているから、
いつかはきっとお庭訪問があるかと、ずっと待っていた蝶です。
(林道で出会ってるから初見蝶ではなくて庭での初見蝶でしたね、修正しなきゃあ…)
そして、性標が1本の見慣れぬ蝶がやってきて、
それがクモガタヒョウモンと分かってすごく嬉しかったです♪
やはりこの時期になると、きれいな雲形はなかなか見ることができないのですね・・・
ミドリヒョウモン♀はあえて緑っぽい色を探して撮影したのですが、
黄色地の通常型の♀なんて頭になかったです。今度は気にして撮影してみますね。
性標に関しては4本派・・・了解です!
メスグロヒョウモン♂は、
散々色々調べて最終的にはおっしゃる通り、「前翅表前縁首筋のハの字黒斑」で、
ミドリヒョウモン♂との区別が付きました。
でもそこに到るまで長かった! まだまだ修行が足りないようです、わたしは・・・
えっ! 間違いは見つからなかったのですか? ヤッタァー!!!
…ってことは、修行は足りてるじゃん・・・