ヒュースタ日誌

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「不登校・ひきこもりセミナー2019」開催のお知らせ

2019年04月19日 10時00分00秒 | 不登校・ひきこもりセミナー
 1年前の同じ時期と同様、暖かい日が続いている神奈川県ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 さて、2002年12月から2014年3月までの間に20回開催した「青少年支援セミナー」の趣旨をベースとして、昨年5月に新たな視点で初開催した標記イベントが、来月2度目の開催のはこびとなりました。

 子どもの不登校14万人(過去最多)、40~64歳のひきこもり61万人(推計値)という数字が躍った昨年度。この大人数が示しているもののひとつは「本人の心理への理解とそれにもとづく対応」という最も基本的だが最も重要な視点が、往々にして置き去りにされていることではないでしょうか。

 そもそも本人たちはどういう心理状態のなかで、何を考え、何を求めているのか。

 このイベントは、そこに焦点を絞って、あらためて不登校/ひきこもり状態を一から理解し、今後の対応・支援のベースとなる基礎知識を得たうえで考え合うために企画されたものです。

 第1部は講演。

 代表兼相談員の丸山が、自らの不登校・ひきこもり体験はもとより、当スタジオ設立1年半後からの不登校・ひきこもり相談16年、家族会開催12年の実践を通じて培ってきた、不登校/ひきこもり状態への理解と対応のあり方について“中高年ひきこもり者数”の推計値の公表やプロ野球・イチロー(鈴木一朗)選手の引退といった最近の話題に絡めてお話しします。

 第2部では、テーブルをふたつの島に分けて分散会を行います。
 前半は話題提供、後半は参加者全員との対話です。

 ひとつのグループでは「対談」として「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」事務局長の上田理香氏をゲストに迎え“経験者相談員”であり“助成金事業での調査研究メンバー”という共通する立場から不登校・ひきこもり相談のあり方や助成金事業の成果などを語り合います。
 もうひとつのグループでは「座談会」として、当スタジオが昨年度通年開催した連続講座「ヒュースタゼミナール」の講師をつとめた割田大悟氏の解説と進行により、講座修了者のうちお二方が、不登校・ひきこもりを学んだことで何がわかり今後にどう活かしたいかを語り合います。

 “講師と話題提供者が全員元当事者”という徹底したキャスティングによる“不登校・ひきこもり入門”と銘打った本イベント、今回は当スタジオの看板業務であるメールマガジン『ごかいの部屋~不登校・ひきこもりから社会へ~』の掲載文の200本到達記念、および掲載文の一部を収録した本『不登校・ひきこもりが終わるとき』の出版5周年記念、を兼ねており、その話題にもふれることになっています。

 メルマガ、本、そして「ヒュースタゼミナール」にご関心の方はもとより、不登校/ひきこもり状態を理解したい方や見方・対応のあり方を知りたい方、ご参加のうえ考え合ってみませんか。

 なお、終了後には最寄駅近くのお店で「『不登校・ひきこもりが終わるとき』出版5周年記念懇親会」を開催。こちらだけの参加も可能です。

 詳しい開催要項は、下記リンク先ページ(定員30人中20人までのお申し込みをこちらで受付)をご覧のうえ、セミナーと懇親会のいずれかまたは両方へのご参加をご検討ください。


こくちーずのページ(申込フォームあり)を見る

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