ヒュースタ日誌

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『週刊FLASH』コメント掲載のお知らせ

2019年06月12日 11時50分30秒 | 代表丸山の活動
 事件がきっかけだったとは言え、ひきこもり状態の当事者団体や理解ある関係者の活躍に時代の転換を予感している、代表の丸山です。

 さて、きのう発売の標記週刊誌に「(読者層の中心である)中年男性の友人知人がひきこもり状態になったらどうすれば?」をテーマに編集された記事が掲載され、私のコメントが2か所にわたり盛り込まれました。

 先日、突然の電話取材を受け「ひきこもり状態の友人知人への接し方」と「“ひきこもりビジネス”の実態と見極め方」というふたつの質問に答えましたが、初めての記者だったためどんな記事になるか不安でした。

 しかし、ふたつの質問への私の答えがほぼそのまま盛り込まれていたほか、同様に質問に答えたなかに有数のひきこもり研究者で活動仲間でもある関水徹平氏(立正大学準教授)がおり、経験者仲間の渡辺篤氏(現代美術家)が「アイムヒアプロジェクト」で応募された写真を3枚提供しているなど、協力者に知り合いが複数含まれていたことや記事全体として穏当な内容だったことでホッとしました。

 特に渡辺さんが提供した写真は、散らかっている部屋だけでなく整頓された部屋も含まれています。キャプションにもそのように記載されており、記者が渡辺さんの意向をくんだ跡がうかがわれます(ちなみに、私の発言と渡辺さんの活動が同時に掲載された記事は、おととしの「AERA」以来ふたつ目です)。

 ところで、今週はほかの週刊誌にもひきこもりに関する記事が続々。「週刊女性」と「AERA」にひきこもりUX会議の恩田夏絵氏、「週刊女性」にKHJ全国ひきこもり家族会連合会の深谷守貞氏、「AERA」に遊悠楽舎の明石紀久男氏や元ソーシャルワーカーで大学教授の長谷川俊雄氏(白梅学園大学教授)、といった知り合いの実践家が次々と。引き出し屋の人たちではなくこれらの方々の話をもっと早くから聴くべきだったのでは。

 報道もだんだん落ち着いて、ひきこもりについてバランスのとれた内容が増えてきたようですので「FLASH」はもとより、あわせてほかの2誌もお読みいただき、ひきこもり理解にお役立てくださいますようお勧めするしだいです。

 なお、先般の事件に対する私の見解につきましては、今月中に配信するメールマガジン『ごかいの部屋』236号の誌面で簡単に述べる予定です。
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