昨年の10、11、12月は仕事やプライベートの色んなことが詰まってあまり自転車で走れず。
う~ん、こりゃいけない。
2010年は、結局1年間の累積走行距離は2500kmくらい。
せめて今年は、年間3000kmは自転車で走りたい。
このところ、忘年会やなんだかんだで、摂取カロリーは増加の一方。体重も増加気味。元旦は親戚一族郎党が集まって楽しい楽しい新年会もある。
ということで、新年会が始まる夕刻まで走りにでかけた。元旦サイクリング。
すると、とある場所で5円玉を拾う。サイクリングをするときは、路面を注視しているので、けっこういろんなものを発見するのだが、コインとなると珍しい発見物。
元旦に5円=御縁とは縁起がいい!
そして、メーターを取り付けた2年前の5月から2011年1月1日までの累積走行距離が5000kmとなった。
おお、5の1000倍!これも摩訶不思議な御縁か。
思えば、1000km、2000km、3000km、4000kmの区切りは、まったく知る由もなく過ぎ去ってしまった。
ところが元旦の日には、4980kmあたりでハタと気がつき、4999.0kmになった時点で、妙にうれしくなる。ほくそえみながら、ゆっくり走って5000.0kmになったところでパシャと記念撮影。
九州最南端の佐多岬から北海道の最北端の宗谷岬までは日本海側の一般道を走って2800km位なので、今は復路を走っているということになる。
そして、途中で元旦の走行距離が、55.55kmとなる。
5円玉を拾ったあとの5のぞろ目か。
これも御縁!
5000km記念地点は、いつも走っているサイクリングロードへ繋がる日常の道。
元旦に5・御縁がこうも重なると、日常の風景も非日常的なものに見える。
風が囁き、風景がきらめく。
凛と空気がはりつめる。
否、毎日がextraordinaryなもののはずなんだが、意識が日常の惰性で、世界を無自覚的に平板に構成してしまっているので、気がつかないのかもしれない。
ordinary miracleの契機はたぶん、いつでもどこでもあるのだろう。
たぶん、「それ」は宇宙に遍満しているんだろう。
自転車は、「それ」に気づかせてくれる道具だ。
そして元旦という特別な日だから、こんなことも起きるのかもしれない。
今年はどんなsynchronicityが起きるのだろうか?
それは自覚によりけりなんだろう。