よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

第7回キャンパスベンチャーグランプリ:技術経営、二人のチャレンジャーが見事受賞!

2011年01月18日 | 技術経営MOT
Congratulations!!!

原顯寛(はら・あきひろ)さん日本工業大学大学院技術経営研究科第7回キャンパスベンチャーグランプリでCVG東京大賞(賞状と賞金 100万円)を受賞しました。ビジネスプランは、『ステムセルバンキング ≪幹細胞活用が誰でも活用できる社会を目指す≫』です。

原さんは、僕が客員教授をやっている日本工業大学大学院技術経営研究科の「アントレプレナーシップとベンチャー企業の経営」のコースワークで、このビジネスプランを書き上げました。

彼はなかなか面白い経歴を持っており、早稲田MBAを出てから実務を続けながら技術起業を果たすという明確な目的を持って、日工大MOTに入り、日工大MOTのリソースをフル活用しています。

原さんには、シコシコとマル秘、密談系のアドバイスをしましたが、クラスの中でもさすがピカっと光っていましたね。いいぞ、いいぞ。

あと中山政行さん東京農工大学MOTも、『位置情報を活用したソーシャルメディアによる地域活性化事業』で特別賞の「りそな銀行賞」(賞状と賞金10万円)受賞です。よかったね!あわせておめでとうございます。


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ふたりとも立派なサービス・イノベーション、ソーシャル・イノベーションの創成に向けて時代にアツく立ち向かっている。そういう奴らに知恵を付けて背中を押すのが、僕の役目だ。

賞をゲットするこということは信用創造の大きな一歩。レバレッジとして活用して、信用創造の連鎖にして欲しい。

起業家精神なきところにイノベーションは創成されず、またイノベーションを創発しない起業家もありえず。

起業家精神とイノベーションを共振させることに技術経営教育・研究のひとつの目的がある。資本主義の主要なプレーヤーは起業家であり、溌剌たる企業家精神の発揚=起業家の丁々発止の活躍によってイノベーションが創発し、ひいては、健全な資本主義が保たれるのだから。