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<写真は日本助産師会事務局の山口幸子さんに撮ってもらいました>
日本助産師会にて講演。(その講演資料)
このところ、健康医療サービス・イノベーションと人間の生老病死の関係についてツラツラと考えています。
赤ん坊を取り上げる、新しいいのちの誕生に現場で向き合っている方々は、本質的に明るいですね。この明るさが好きです。(こないだ友人が亡くなったばかりで、少なからず暗い昨今にあってはなおさらか)
生まれた時から老病死のプロセスは始まるのですが、そうしたことを丸呑みにして、やはり「生」は無条件に祝福されるべきことなのでしょう。
皆さんと昼食をいただきながら、90歳を過ぎても現役で活躍している産婆さんのお話を伺いました。臍帯血を常に浴びるために、彼女たちの腕や手は少女のようにツルンツルンだそうです。そして心身ともに大変健康な方々が多いそうです。
さて、アントレプレナーシップは、「生」の現場を再デザインする場としての助産師外来・院内助産所を立ち上げる助産師さんに強く求められています。起業家教育が、このような方面で活きてくるはうれしい限りです。
<以下貼り付け>
産科医師不足から出産難民や妊婦の緊急搬送困難など大きな社会的問題になっている昨今、正常経過をたどる妊産婦に対しては助産師が責任を持って支援する助産師外来や院内助産所の開設が社会から強く要請されています。
助産師外来や院内助産所の開設や円滑な運営には、助産師個人の助産技術の向上はもとより、院内の産科医師や他部署からの十分な理解を得て、連携体制を整え、支援してもらう組織作りが大切です。
そこで、助産師外来・院内助産所を「経営」という視点からとらえ、助産師外来・院内助産所を開設することは病院経営にどんな影響をもたらすのかについて、経営の専門家からお話をうかがいます。また、ワークショップでは効果的な病院経営につながる人員配置やケア提供の在り方を参加者とともに具体的に考えていきます。昨年度開講し、好評の研修です。
<以上貼り付け>
楽しい講演会でした。