いろいろな自転車狂が世の中にはいる。Josh Groleauくんもその一人。
彼は、高校のときに雪上自転車にハマった。
その後、コーネルでは機械工学専攻。ほどなく趣味が高じて、雪上自転車の連続可動トランスミッション(continuously variable transmission:CVT)を開発。
前回紹介したEntrepreneurship@Cornellというコーネル大学の全学横断的な起業支援組織のコンペティションで賞をもらい、起業した。
School of Engineeringで勉強しながら、会社を立ち上げている。彼の詳細な話はこちらから。
雪の上を自由に走り回りたい、という自由への希求が新しいアイディアへのエンジンとなり、起業に繋がってゆく。自由への希求をベースに人生をエンジョイしながら切り開き、また社会もそれを十全に承認してゆく。自由への希求が起業を支える共通言語。
じつに自由への希求がイノベーション生態のドライバなのである。こんな文脈のなかで、麻生川静男さんの起業家の原動力、そして自由についての考察が切れ味爽やかだ。