よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

千葉県ITフロンティア産業支援協議会

2006年08月03日 | 技術経営MOT
ひょんなことから会員に推挙され、初回の会合に出席。

この会の規約を見て、その志の高さに驚嘆することしばし。いわく、「IT・エレクトロニクス産業分野における新たな事業の創出等を通して、千葉県におけるIT・エレクトロニクス産業クラスターの形成・発展の促進を図るため、企業、大学、団体、行政機関等の連携による「千葉県ITフロンティア産業支援協議会」を設置し、千葉県経済の一層の発展を図る」

シリコンバレーあたりでは、産学官の連携は見事なまでに人脈はじめにありきで、プライベートなランチあたりからはじまり、あっというまにアライアンスや商談がまとまったりする。シリコンバレー型産学官の連携運動は自立・自律的で、人脈たよりである。

それに比べれば、日本の産学官の連携運動は、官が一番後ろに来るのは、この表現だけにとどまり、実態は官の主導による運動だ。日本のそれは、音頭を行政がとらなければならない、とらざるをえない、というのがコトの本質である。官が引っ張っている限り、なにも起こらないという冷めた見方もある。

しかし、会員となってしまってからには、なんらかのクリエイティブな提案を行いたいものだ。