散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070813最近読んだ本

2007年08月13日 22時46分38秒 | 読書
「FLY」新野剛志
熱いポリシーをもった暑苦しい人たちの話。

「タイムトラベラー2038年」H・J・ブルーメンタール、D・F・カーリー、B・ウィリアムス
タイムトラベルが実現された時の入門解説書という感じ。タイムパラドックスをあっさり避けているのが物足りない(再読)。

「水神の祭 グインサーガ115」栗本薫
いつグインがガンダルと戦うのか、じらされっぱなし。

「からくりアンモラル」森奈津子
SFの皮をかぶったエロ小説という内容だが、確かにこういうジャンルが存在する意味はあるよな。日本SFが生まれた頃はこういうテーマをかなり避けて通っていた節があるから。

「さよならの代わりに」貫井徳郎
前半は先が読みたくなってたまらない出来。後半はSFにおいてはお馴染みの展開。惜しい。

「星のメールストローム ペリーローダン338」エーヴェルス、クナイフェル
地球放浪中!

「輝くもの天より堕ち」ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
ここまで残酷な設定を持ってくる必要があったのかという気もするが、素晴らしく緊張感を保った傑作。やはりこの人、天才的。

「カタコンベ」神山裕右
洞窟に閉じ込められ、洞窟全体が水没するまで5時間。しかもメンバー中に殺人犯がおり・・・。閉所恐怖症の人にはたまらない密閉空間ストーリー。ミステリ風味は程ほど。

「新しいもの古いもの」池波正太郎
前作よりよほど食べ物の話が多く、池波の未文庫化エッセイとしてはかなり私の好みには合うほうだ。