散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090215最近読んだ本

2009年02月15日 22時43分02秒 | 読書
以下、旅行中に読んだ5冊。
■「チョコレートビースト」加藤実秋
ホスト探偵団とホストのオーナー女史の物語。登場人物の心根が意外とよろしいので、楽しく読める。

■「向日葵の咲かない夏」道尾秀介
自殺したS君を発見してしまった主人公。本当に自殺なのか、もしかして殺人事件なのか。また猫殺害事件との関連は。少々読後感に微妙なものを感じつつ、良くできている話だと思う。

■「九杯目には早すぎる」蒼井上鷹
タイトルを見ただけでミステリファンはニヤリ。寿司を丼に放り込んで茶わん蒸しをかけて食べだした男の秘密は? 等など不思議な話が沢山。

■「逃げ出した死体」栗本薫
伊集院シリーズに新しい少年探偵が登場。結末の明るさが救いだ。

■「贋作吾輩は猫である」内田百
漱石の「吾輩は猫である」で死んだ猫がよみがえり、百がモデルらしき男の家で生活を始める。やがて人間と猫のセリフが混とんとし、妙な小説である。

以下、図書館の2冊。
■「私のしごとはピアノ弾き」上法奏
ドイツにすみピアノを弾く女性のエッセイ。前向きに書いているが苦労は多いようだ。やはりドイツ人マインドは日本人には理解しにくいかもしれない。

■「日本の伝承おりがみ」小林一夫
ま、あまり縁のない本であった。


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